エッセイについて
「すずめのさえずり」 第一回
- 落語
古今亭 志ん雀
2025/07/26
画:原田みどり
連載が始まります!
「エッセイを書きませんか?」
というお話をいただいた。すでに多くの仲間たちがこちらに書いているという。
「文学部だからいろいろ書けるでしょう」
たしかに文学部だが、主に読んでいたのは電撃文庫と富士見ファンタジア文庫、今日で言うところのラノベである。
専攻は東洋哲学といって、テキストは漢文のお経だった。教授は住職だった。
「この論文はドイツ語で書かれている。さすがに諸君にそれは酷だろうから、英語訳を用意した」
どうして日本語訳を用意してくれないのだ。仏作って魂入れずではないか。
ちゃんと仏教を学ぶために入ってきたお寺の息子の三島君に要点を解説してもらい、論文は一般向けの入門書の丸写しだった。それでも途中で半数は行方不明になってしまうようなところだったので、一応出席して出すもの(どんなに酷い内容でも)を出した者まで不可にしていては専攻が成立しないらしい(この作品はフィクションであり、実在の人物、大学とはあまり関係ありません)。
数冊の入門書をつなぎ合わせた卒業論文に、指導教授の付箋は始めの三分の一くらいまでしか貼られていなかった。読むのやめたな。
でも「D(可)」ではなく「C(良)」だった。あれで良なら、可のやつは自分のお経音読テープでも出したのか。
そんな人間に何を書けというのだろう。世間に訴えたいことも、語るべき落語論もとくにない。道楽といえば家庭菜園と筋トレくらいである。
「今月はミニトマトの収穫です。30センチのキュウリもできました」
そんな小学生のアサガオ観察日記みたいなものを誰が読みたいのだ。でもネタに詰まったら書く。
「ベンチプレスの握り方がやっとわかったような気がします」
私にとっては大きな一歩だが、人類にとっては月より遠い話題である。でもネタに詰まったら書く。
いま読まれています!
「テーマをもらえば考えます」 第9回
頑張れ!!るるめちゃん!!
~5月11日は、ご当地キャラの日。東久留米の“るるめちゃん”を描いてみよう
三遊亭 天どん
2026/04/30
「芸人本書く派列伝 クラシック」 第12回
〈書評〉 待ってました名調子! (国本武春 著)
~浪曲復興の光として、期待を一身に背負った男
杉江 松恋
2026/04/29
鈴々舎馬風一門 入門物語 第1回
ドンといけ美馬 (前編)
~運命のいたずらで落研に
鈴々舎 美馬
2025/05/01
「マクラになるかも知れない話」 第九回
愛のおはなみ
~まだ咲いている八重桜で、花見はいかがですか?
三遊亭 萬都
2026/04/27
「すずめのさえずり」 第十回
船旅のススメ
~豪華客船で落語をするってどういうこと?
古今亭 志ん雀
2026/04/28
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
鈴々舎馬風一門 入門物語 第2回
ドンといけ美馬 (後編)
~一度は諦めた落語の世界
鈴々舎 美馬
2025/05/02
「令和らくご改造計画」
第九話 「地獄のモーニングコール」
~落語家は寝すぎ? 働かなすぎ? 前座が仕掛ける“狂気の作戦”とは!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/04/12
「テーマをもらえば考えます」 第8回
鼻とカフンと私
~笑えてちょっと切ない「花粉症あるある」が止まらないエッセイ
三遊亭 天どん
2026/03/30
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
「かけはしのしゅんのはなし」 第11回
4月4日は、推し推しの日
~自分がそれを好きだと自認した瞬間に、推しが生まれる
春風亭 かけ橋
2026/04/24
「エッセイ的な何か」 第11回
4月23日は、ビールの日 →廃ビルの妖精に出会った男の苦笑
~結局、何者だったかは今もって不明である…
三笑亭 夢丸
2026/04/25
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
「マクラになるかも知れない話」 第九回
愛のおはなみ
~まだ咲いている八重桜で、花見はいかがですか?
三遊亭 萬都
2026/04/27
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
「すずめのさえずり」 第十回
船旅のススメ
~豪華客船で落語をするってどういうこと?
古今亭 志ん雀
2026/04/28
「芸人本書く派列伝 クラシック」 第12回
〈書評〉 待ってました名調子! (国本武春 著)
~浪曲復興の光として、期待を一身に背負った男
杉江 松恋
2026/04/29
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第12回
お転婆が過ぎると命を落とすこともある
~転んでも前に進む浪曲師の軽やかで楽しい芸人日記!
東家 千春
2026/04/03
「テーマをもらえば考えます」 第9回
頑張れ!!るるめちゃん!!
~5月11日は、ご当地キャラの日。東久留米の“るるめちゃん”を描いてみよう
三遊亭 天どん
2026/04/30
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第10回
同郷熊本の小学校の先輩! 三遊亭ふう丈 改メ 二代目円丈師匠真打昇進襲名披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート①
服部 拓也
2026/03/22
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
「令和らくご改造計画」
第九話 「地獄のモーニングコール」
~落語家は寝すぎ? 働かなすぎ? 前座が仕掛ける“狂気の作戦”とは!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/04/12
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第12回
お転婆が過ぎると命を落とすこともある
~転んでも前に進む浪曲師の軽やかで楽しい芸人日記!
東家 千春
2026/04/03
「くだらな観音菩薩」 第12回
日光菩薩と月光菩薩
~怒りと笑いを行き来しながら、菩薩様のような優しさに辿り着くエッセイ
林家 きく麿
2026/04/16
「座布団の片隅から」 第12回
地獄
~春風亭㐂いち兄さん、柳家小はだ兄さん、三遊亭歌彦さんと僕でスキーに行ってきたのだが…
三遊亭 好二郎
2026/04/07
月刊「シン・道楽亭コラム」 第12回
一粒の麦 ~世界に広がれ、落語の輪 in 名古屋!
~名古屋の演芸文化を支える多彩な人たちの静かな情熱とリアルな声を追ったコラム
シン・道楽亭
2026/04/10
シリーズ「思い出の味」 第22回
亡き父の味と、鰻に導かれる名人の味
~人生と落語と鰻の不思議なご縁
三遊亭 あら馬
2026/04/20
「講談最前線」 第16回
2026年4月の最前線 【前編】 (講談協会が一般社団法人として始動へ)
~講談はいつも面白く、そして新しい
瀧口 雅仁
2026/04/11
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第5回
落語家の夢
~俺の目は、まだ濁っていない!!!
桂 三四郎
2025/11/27
「艶やかな不安の光沢」 第1回
謂れなきものたちの飛躍
~年始からとちってしまった芸人の胸のうち
林家 彦三
2026/02/12
「令和らくご改造計画」
第六話 「若手人気落語家殺人事件 【事件編】」
~古典派と新作派の溝!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/01/12
「令和らくご改造計画」
第四話 「初心者よ永遠なれ」
~AIが落語を演じる時、それでも人は笑えるのか?
三遊亭 ごはんつぶ
2025/11/12
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第6回
運と皆様のおかげです
~人間は弱い生き物です
桂 三四郎
2026/01/01
シリーズ「思い出の味」 第19回
雪のココア
~内弟子時代に憧れた甘い味
柳家 わさび
2026/01/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第8回
微笑みながら中指を
~笑えて震える、ご近所交流録! マトリックスばあさん、降臨!!
桂 三四郎
2026/02/25
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第7回
世間せまないか?
~落語家を多数輩出する片田舎、神戸の垂水
桂 三四郎
2026/02/01
シリーズ「思い出の味」 第15回
水茄子とジンジャーエール
~夏の青臭さ、生姜風味の泡沫が映す情景
林家 彦三
2025/11/25
編集部のオススメ
「浪曲案内 連続読み」 第10回
新釈浪曲忠臣蔵 ~202X年赤穂の旅
~忠臣蔵は難しい? そんな先入観を覆す浪曲コラム
東家 一太郎
2026/03/24
「芸人本書く派列伝 オルタナティブ」 第11回
〈書評〉 サライ 2026年4月号 (大特集:落語 講談 浪曲 サライの「演芸」 令和の名人)
~人間国宝の鼎談から若手の最前線まで網羅した豪華特集。読むほどに、もっと聴きたくなる!
杉江 松恋
2026/03/19
「噺家渡世の余生な噺」 第11回
手紙 ~拝啓、四十八の君へ~
~来てくださった人の顔を忘れるな。 自分のために頭を下げてくださった人の姿を忘れるな
柳家 小志ん
2026/03/14
「令和らくご改造計画」
第八話 「酔っ払いにSNSを」
~芸人のSNSは、なぜ自由すぎるのか?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/03/12
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第27回
古今東西を自在に読む講釈師 松林伯知(前編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/03/12
月刊「シン・道楽亭コラム」 第11回
シン・道楽亭Webサイトリニューアル! ほぼほぼAIで作ってみた話
~どんな思いで運営しているのか、どんな場所として受け入れられたいのかをお伝えしたい
シン・道楽亭
2026/03/10
月刊「浪曲つれづれ」 第11回
2026年3月のつれづれ(玉川太福の受賞、玉川奈々福の徹底天保水滸伝、『深夜食堂』&『陰陽師』の浪曲化)
~スターの活躍と新しい挑戦が交差する、いまの浪曲界をご紹介
杉江 松恋
2026/03/09
「二藍の文箱」 第10回
かたばみ日記 ~初主任の十日間
~高座と人生が交差する、濃密で温かい日々の舞台裏
三遊亭 司
2026/03/02
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第8回
微笑みながら中指を
~笑えて震える、ご近所交流録! マトリックスばあさん、降臨!!
桂 三四郎
2026/02/25
掲載記事300本記念
〈掲載記事300本記念〉 柳家さん喬師匠 スペシャルインタビュー【前編】
~小さん師匠の「おめでとう」から始まる新しい年
話楽生Web 編集部
2026/01/25