落語の面白さをAIに聞いてみた

「AIに落語は作れるの?」 第1回

粋な別れと笑いの終止符

 サゲっていうのは、「この話、ここまで付き合ってくれてありがとね」という客へのご褒美であり、別れの挨拶なんです。つまり、

・今までの笑いが、この一言で全部まとまる
・エンドロールに代わる、粋な締めくくり
・最後のチョコ、カリッと甘い


 これがないと、「え、で、どうなるの?」で終わっちゃう。映画で言えば、ラスト5分が急にバグって終わるみたいなもん。立川こしら師匠(本物のほうね)は、「サゲなんか飾りですよ」って言いかねない芸風(笑)。現代的な新作落語では、あえてサゲをはぐらかすスタイルもあります。でもそれもまた、「落語としての“型”を知ってるからこそ崩せる」んですよ。

まとめると……

・サゲは、落語の最後の決めセリフ!
・いろんなタイプがある:地口、考え、仕草、仕込みなど
・客とのお別れの挨拶であり、ご褒美でもある
・笑いを“落とす”ことで、美しく終わる粋な芸


 つまり、サゲとは……「落語の終止符であり、愛嬌であり、最高の脱力」! 聞き終わったあとに、「クスッ」と笑って帰る、そんな粋な大人の楽しみ方、あなたもどうです?

 勉強になります、〈こしらGPT師匠〉! いちばん下に「ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください」という注意が書かれているのが少し気になりますが(笑)。

 次回は落語の構成や展開について、聞いてみることにします。

(月末に掲載予定)