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私が思う「落語界とお笑い界の違い」(中編)
ピン芸人・服部拓也の「エンタメを抱きしめて」 第3回
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落語の大会・賞レース
一方、落語界は、大きな大会と言えば『NHK新人落語大賞』が最初に思いつきます。何度かテレビで観たことがあるのですが、間違いなくテレビ番組としても面白く、楽しいので、伝統の演芸に触れる良い番組だと思います。
その他にもライブのみで、色々と大会があることは最近知ったのですが、お笑いと同じように生放送で大きな大会をテレビで観ることができたら、少なからず演芸界の温度は変化するような気がします。
そこで妄想のテレビ生放送の落語大会を考えてみました!(似たような大会は、もうすでにあるかもしれませんが……)
・前座から真打まで制限時間15分で、芸歴・階級を問わない大会
・人情噺や怪談噺、新作だけの演目のジャンルを縛った大会
・5分など短い時間の大会
・各一門からその年のナンバーワンを決める一門の大会
・さらにその一門の代表者が他の一門と競う大会
・お客さんからお題をもらって即興落語の大会(三題噺の大会)
・女性が出てくる噺の大会
・落語も漫才もコントもピン芸も全て参加OKの演芸表現者の大会
……などなど。「そんなことしたら、落語の魅力がなくなるだろ! そもそも競うもんじゃない! この緑あたま!(註:筆者のトレードマークです)」と思われた方、すみません! あくまで妄想の話です(笑)
そんな妄想も含め、まだまだ色んな可能性が落語界にもお笑い界にもあると思います。

次回の「後編」もお楽しみに!
ということで、「中編」は選挙シーズンのご時世か、割とジャーナリズムな回になりましたが、3部作の「後編」はもっとポップにいきたいと思います(笑)。とりあえず久々に小田和正さんの「言葉にできない」を聴いてみます(笑)
あと、冒頭の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の要素が全くなかったですね!(笑) “Great Scott!!(なんてこった!)”
では、また次回! ご観覧ありがとうございました!
(毎月18日頃、掲載予定)