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夏が終わるさみしさなんて宇宙までふっとばしたい

東家千春の「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第5回

夏が終わるさみしさなんて宇宙までふっとばしたい

画:東家千春

東家 千春

執筆者

東家 千春

執筆者プロフィール

7月~8月のお転婆感

 もう連載も5回目なのですね。ほかの皆さんの連載を読むにつけ、自分の連載の内容の薄さに大変申し訳ない気持ちです。でもわたし、宇宙一美しいから大丈夫ですかね。我が家では乾燥から喉を守るために冷房を付けずに寝るのですが、喉のうるおいと引き換えに、安眠を失う羽目になっています。不眠、胃の不調、食欲不振。おいしいものは、お酒のみ。

7月後半

7月21日(月) アートスペース兜座にて「ガラスの仮面浪曲会」
 少女漫画の名作『ガラスの仮面』を浪曲化したいという夢が、年季明けして2年目に早々に叶ってしまいました。許可してくださった原作の美内すずえ先生の大変広いお心に感謝感激です。
 開演前に流すオリジナルの主題歌を作って、ウキウキでレコーディング。仕上がりを聞いた三味線の理緒さん、「絶妙に下手なボーカル」。

美内すずえ先生からお花いただいた!!

7月23日(水)
 話楽生Web連載の締め切り。苦しい。締め切り当日に書くのはやめよう。つらいから。と手元の日記にメモ(と言いつつ、今月も締め切り当日に執筆しました)。

7月25日(金) 神田連雀亭「ワンコイン寄席」と表参道の東京十月「和文化の会」
 昼に連雀亭に出演した後、表参道に移動してお食事付きの浪曲会。浪曲が終わった後に、わたしたちも食事をさせていただく予定になっていたものの、お客様とのお話が盛り上がり、シェフがなかなか気づいてくれず。理緒さんが「お箸を持って二人でシェフのそばに行ってアピールする」という作戦を思いつき、無事ごちそうにありつけました。
 理緒さんに「千春姉さん、いつまでも高岡早紀とか斉藤由貴みたいな現役でモテる女でいてください」とぽつりと言われる。高岡早紀は、お箸持ってごはんくださいアピールしますか?

着物の着付け中は紐だらけになるで
 おなじみの理緒さん

7月27日(日) 浅草木馬亭で「新作浪曲大行進」。
 「わーい夏だ~」と思って派手なノースリーブの服を着て、浅草木馬亭へ。理緒さんから「老人性のイボとかまだないから、ノースリーブ着れるんですね。イボ見つけたらすぐ言いますね」とおそろしいことを言われる。夏気分消滅。