題・ハード

「マクラになるかも知れない話」 第四回

題・ハード

題字:三遊亭萬都

三遊亭 萬都

執筆者

三遊亭 萬都

執筆者プロフィール

ふと思った

 こんにちは。三遊亭萬都です。

 好きな間取りは、2LDKです。

 11月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 私はついこの間、御年77歳になるある師匠に
 「LINE交換しよう」と言っていただき、
 「えっ! ありがとうございます! すぐに交換用のQRコード出しますね!」
 と言って、もたもたしていたら、
 「LINEのアプリのアイコン長押しするとすぐ出るぞ」と教えていただきました。

 本当に知らない機能だったので、
 「すげえですね!」という妙な言葉が出てしまいました。
 「こういうの、若い奴がジジイに教せえるもんだろう」と言われました。

 全くもってその通りですし、喜寿おめでとうございます。


 さあ今回のお題は、「お題」――。

 もう一回言いますよ。さあ今回のお題は、「お題」。

 誰がなんと言おうと、「お題」をお題とします。当エッセイの根幹、「お題」について考察するということです。

 さあ今回のお題は、「お題」。

 このお題というのは、話楽生Web編集部のIさんが毎回季節に沿ったお題の案をたくさん送ってくれる。そこから私が真剣に、実に真剣に(本当だよ。だいたい真剣だよ)考えて、厳選したお題に沿ってエッセイを展開していく。

 そこでふと思ったのだが、もっと変なお題を送りつけてやりたくなったりしないのだろうか。

 今回のいただいたお題案のメールを一部抜粋すると

三遊亭萬都 様

いつもお世話になっております。
11月のお題案をお送りいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

「初冬、晩秋、深秋、紅葉、時雨、木枯らし、小春日和、落ち葉、山茶花、柊の花、八手の花、焚き火、酉の市、十日夜…」

 
 といった具合だ。

 句会か? 一瞬そう思う。

 でも、とてもいいお題案だと思う。やはり駆け出しの二ツ目とはいえ、噺家にエッセイを書かせようというのだ。