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初エッセイ ~水無月って何?
「かけはしのしゅんのはなし」 第1回
- 連載
- 落語

今回は、6月30日に無病息災を願って食べる和菓子の話です(画:信吉)
実はエッセイ、好きなんです!
「エッセイを書いてみませんか? よければ紹介しますよ」
お世話になっている落語会の主催者さんから連絡をいただきました。
嬉しいお話。エッセイ、好きなんですよ。書いている人の思考や人となりが出てくるじゃないですか。メディアで気になる人が出てくると、すぐにエッセイを出してないかなと探して購入しちゃうので、読み切れていない本もいくつか。
その分、エッセイを書くことが恥ずかしいというか。自分の薄っぺらな考えや拙い文章を発信することで、底を知られちゃうというか。
おそらく担当の方にとっても、いきなり主催者さんから「かけ橋にエッセイを書かせたらどうだ」と連絡されても断りづらいだろうな……と自意識過剰の性格が出てきて、「機会があればやらせていただけると嬉しいです」という返信。
情けない。「是非ともやりたいです!」と書けばいいのに。なに一歩引いた感じでお高くとまっているんだよ!! 人の親切に誠意を尽くせよ!!!と自己嫌悪。
それでも、ありがたいことに担当の方に繋いでいただいて、連絡先にお電話したところ……
「かけ橋さんが是非ともエッセイをお書きになりたいとお聞きしまして」
言ってないけれど、前向きに物事が運んでいた! なんだか良かった! という訳で、連載をさせていただくことになりました。