朝のドラマ

「コソメキネマ」 第七回

朝のドラマ

今回は、髙石あかりさん主演「ベイビーわるきゅーれ」シリーズをご紹介!

港家 小そめ

執筆者

港家 小そめ

執筆者プロフィール

浪曲十八番

 10月末、NHKラジオ『浪曲十八番』の録音がありました。

 『浪曲十八番』は1970年代から放送されている、浪曲が一席通して聴ける番組です。現在はNHK FMの月曜日11:20から11:50の放送です。

 以前は夜に放送されていて、夕飯の片づけなどをしながら時々聴いていました。初めて浪曲を木馬亭に聴きにいこうと思ったのも、この番組がきっかけでした。たまたま放送された、東家浦太郎師匠の『野狐三次』の続きが気になり、色々調べて、木馬亭に行けば聴けるのでは!と出かけて行ったのが、生の浪曲を聴いた最初でした(もちろんその時は『野狐三次』の続きは聴けず)。

 今考えると、続きがすぐ聴けると思うのが、物を知らない素人考えだなぁと思いますが、それがきっかけで浪曲を聴きにいくようになり、後に師匠の港家小柳に出会い、弟子入りすることになるので、『浪曲十八番』がなければ、浪曲師にならなかったかもしれません。

 うちの師匠をはじめ、レコードなどで音源化されていない貴重な音源が残ったのも、この番組があったからではないかと思っています。

出演者と演題を掛け軸のように下げていただく。嬉しい

 録音したのは、小泉八雲の「怪談」の中の話『轆轤首(ろくろくび)』でした。これは、小泉八雲の「怪談」を原作にした浪曲会を開いたことがあり、その時に曲師の沢村博喜さんに脚色してもらったものです。今季から始まった朝ドラが小泉八雲の奥さんだった小泉セツをモデルにしているので、それに関連付けてということで。

 「怪談」は、セツが八雲に話した伝承話や、幽霊話がもとになっているそうで、八雲はセツが本から知った話であっても、本は読まずに必ずセツの言葉で語ることを好んだそうで、セツさんの言葉を通して八雲さんに、それがまた博喜さんを通って浪曲になるというのは面白いなぁと思います。

 放送は来年とのことですが、ご興味ありましたら、聴いていただければ、嬉しいです。