NEW

きょうなにようび

「ずいひつかつどお」 第6回

きょうなにようび

絵・フジマリ

立川 談吉

執筆者

立川 談吉

執筆者プロフィール

ウンジャラゲ

 毎日、眠くてしょうがない。

 おそらく体が冬眠をしたがっているのだと思うが、いま山に籠ると色んな仕事や準備ができなくなってしまうので控えている。そもそも冬眠するための体温調節もできなければ、代謝を低下させる技術も持っていないので、こんな寒いなか山なんか行った日には冷たくなって死んでしまう。

 お布団の中でぬくぬくしながら眠たい目を手で擦ってるくらいが、自分には丁度良いのだろうと思う。しかし、私みたいな庶民は眠ってばかりもいられないし、夢見る少女じゃいられない。駄洒落に相川七瀬さまが出てくるのは、睡眠が足りてない証拠だ。


 月曜日はウンジャラゲ、火曜日はハンジャラゲ、水曜日はスイスイスイ、木曜日はモーリモリ、金曜日はキンキラキン、土曜日はギンギラギンのギンギラギンのギンギラギンのギン、日曜日はランラランララン。

 これはある歌の歌詞なのだが知っているだろうか。「ウンジャラゲ」といって、私が子供の頃に大変に流行っていたものだ。

 こう言うと、ある一定以上の世代の方は、嘘をつくんじゃない、「ウンジャラゲ」が流行っていたのはもっと昔だ、と思うだろう。それもそのはず、この歌が世の中に出たのは1969年(昭和44年)であり、唄っていたのはハナ肇とクレイジーキャッツだからだ。

 しかし私も嘘をついているわけではない。本当に子供の頃に流行っていたのだ。当然、クレイジーキャッツではない。クレイジーキャッツの流れを踏襲し、よりお笑いの要素を取り入れたのが、ザ・ドリフターズ。そこから笑いのみを抽出し、追求した志村けんさんが『志村けんのだいじょうぶだぁ』というコント番組の中で歌っていたのだ。

 まだ小学生だった私には意味がわからなかったが、言葉の響きで笑っていたように記憶している。