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百花繚乱! 10人組の落語家ユニット「芸協カデンツァ」がやって来た【後編】

「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第8回

百花繚乱! 10人組の落語家ユニット「芸協カデンツァ」がやって来た【後編】

「水曜日のカデンツァ」決起集会での一枚(カフェコマドにて)

服部 拓也

執筆者

服部 拓也

執筆者プロフィール

落語家だらけの新喜劇が凄かった

 今回も引き続き、東新宿カフェコマドで毎週お世話になっている「芸協カデンツァ」さんの記事を書かせていただきます。

 その前に、カフェコマド2年ぶりのホールライブ「コマド寄席ビヨンド」にお越しいただき、皆様ありがとうございました! 主催で大きな会場でのイベントは、集客や準備など、当日までいろいろと大変ですが、終えると本当に得られるモノが多く刺激的で、今後もやりたいと思いました。

 また楽しんでいただけるようにコツコツ頑張ります!

 さて、同じく大きなイベント「ヨネスケプレゼンツ 芸協カデンツァ新喜劇」を先日、浅草演芸ホールさんに観に行きました。ゲストを交えた寄席のラストにゲストと共に新喜劇を落語家が披露するという画期的な興行。

 全5日間の最終日に行ったのですが、その日のトリの桂米助師匠を筆頭に、ゲストの三遊亭好楽師匠、柳亭小痴楽師匠、松村邦洋さんなどなど、豪華なメンバーが入り混じり、アドリブ満載で見応えがあり過ぎ!

 先輩・後輩も関係ない、“一線を超えた”やり取りと掛け合い(笑)によって会場は熱気にあふれ、初見の方でも楽しめる演芸・エンタメがそこにありました。

 その日は水曜日だったので、定期落語会「水曜日のカデンツァ」に出演する3名のメンバーは連日出演の疲れも見せずにカフェコマドに移動し、落語一席ずつと鮮度のある新喜劇の裏話トークが盛り盛りで、熱気が冷めない会になりました。こういった会が繋がっている日は、お客様も演者さんもテンションが上がるので、そんな日が増えると良いなと思います。

 来年2026年12月にも、浅草演芸ホールで「芸協カデンツァ新喜劇」を開催するそうです! 落語界の上下の関係性などわからない方も、年齢や芸歴の垣根を越えた楽しく面白いやり取りが舞台上で観られる素敵な興行です。

 例えが合っているかわかりませんが、孫が親や兄姉、祖父、祖母と一緒にゲームしている感覚です。アットホームでしょ?(笑) ご興味を持った方、刺激を求めている方、癒されたい方、ぜひ一度観に行ってください!