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宇宙一の美人も風邪には勝てない

「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第10回

1月前半

1月2日(金) 浅草木馬亭 ~ 大和町八幡神社「新春の寿ぎ」
 前座の琴哉さんに「顔色悪いですよ」と言ったら、「余計なお世話ですよ」と返される。
 出番が終わって慌ただしく中野へ移動して、大和町八幡神社で浪曲1席。帰り際、客席にいた若い青年に「東家千春さん? 覚えておきますよ」と後日命狙われそうな発言をされる。

1月3日(木) 浅草木馬亭 ~ 向じま墨亭の初席
 お三味線の美舟姉さんの情緒がおかしくなっていた。泣いたり爆笑したりしていた。情緒がおかしくなったお姉さんに「菊春(美舟姉さんの旦那様で、浪曲師)に会ったら、こねてあげてね」と言われ、戸惑っていると、「物理的なこねじゃなくていいから」と言われ、ますます戸惑う。菊春兄さんがパンダ柄のピンク色のスカジャンというわけのわからない私服で登場し、怖くてほとんど喋れず。お三味線のけい子さんからは「面白くて楽な仕事だけください」と新年のあいさつを受ける。
 出番が終わって、また慌ただしく曳舟へ移動。初めてお会いした桂夏丸師匠がサンリオのキャラクターのシナモンのキーホルダーをバッグにつけてらしたので、お好きなんですか?と伺ったところ「性格が好きで」とのこと。健気で友だち思いなところが好きなのだそうです。サンリオのキャラクターを性格で推す珍しいお方。
 同期の浪曲師、三門綾さん(43歳)から「お年玉がほしい」という、この世で一番無駄なLINE受信。

1月10日(土) なかの芸能小劇場「新春なかの浪曲大会」
 美舟姉さんがフードにサングラスみたいなレンズついてる謎のパーカーを着てらしたが、顔面の可愛さが服の異様さを完全に打ち負かしていた。
 帰り道、中野の商店街の雑踏の中を一人でスキップしながら突き進んでいる、小そめ姉さんを発見。「小そめ姉さん、楽しそうでうらやましいなあ」とつぶやいたら、理緒さんが「千春姉さんも街中でスキップしたいんですか? ほんとうにするんですか? あんな人になりたいんですか? じゃあ、いますぐスキップしてくださいよほら、スキップ! ほら!」とすごい馬鹿にしてきた。

1月12日(月) 高円寺本の長屋「本の長屋浪曲会」 ~ カフェコマド新年会
 ネタ下ろしを終えてカフェコマド新年会へ。36歳の桂鷹治兄さんに「年下だと思ってた」と言われ、うれしすぎて、その後の話をまったく覚えていない。

1月13日(火) 悪寒
 鷹治兄さんに言われた言葉が忘れられず、SNSに気持ちを吐露したところ、激しい悪寒に襲われ、倒れた。

1月14日(水)~1月17日(土) 体調不良
 SNSに自慢したことを後悔しながら高熱にうなされ続けた。