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- 落語
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いつまでこうして一緒に歩けるのか、 そう思うと目から雨が止まらない
どれだけ文明、技術が進歩しようと所詮、人間もただの生き物である。つくづくそう思う。万物の霊長だ、などと威張る気にはなれない。もちろん、先人によるこれまでの血の滲むような苦労の産物、叡智の結晶たる学問や文明・文化その他一切を否定するつもりはない。日が沈む前に仕事を終えねばならなかった時代と違い、今は24時間いつでも活動できる。インフラと称されるものの有難み。それが当たり前のように享受される凄さ。それらを支え、さらに向上させるべく日夜お働きの皆様の偉大さ。感謝しかない。全て人間の力に他ならない。それでも思う、人は弱い。だって、寒いだけで何もやる気しなくなるじゃない! 弱い、弱すぎる。
我が家の食料品は、主に私が買い出しをする。男の私のほうがたくさん持てるし、そもそもスーパーという場所が好きなので、娯楽要素すらある。“私のほうが相対的に暇だから”とか、そんな後ろ向きな理由ではない。最寄りのスーパーはあまり行かない。安くないから。少し遠くても、お得なスーパーへ赴く。肉はここが安くて物が良い、野菜はここが安定している、卵は、牛乳は……日々のスケジュールの中に、これらの情報を加味した上で買い出しミッションを組み込むのが楽しい。でも外が寒い、ただそれだけで全てどうでもよくなる。都内にやたらと「まいばすけっと」があるのは、このどうしようもない人間の弱さに、目を付けたからだと思う。そりゃ儲かるわ。
我が家の皿洗いも、主に私がする。私のほうが早く食べ終わるし、そもそも洗い物が好きなので、娯楽要素すらある。“私の立場が相対的に弱いから”とか、そんな後ろ向きな理由ではない。空になった食器を、とにかく一秒でも早く水に浸けたい。そのほうが汚れが落ちやすいから。妻が味噌汁を飲み終えたお椀を、テーブルに置く前に奪って洗ったこともある。これが非常に不評を買った。せっかちなのは認めるが、皿もきれいになるし、私は洗えて満足、妻も仕事が減って何より、三方良しのはずなのに。きれいに残さず食べるのは、皿洗いの予備動作である。そう家族に言ったら、全く理解されなかった。
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