毎日映画、毎日浪曲

「コソメキネマ」 第九回

毎日映画、毎日浪曲

今回は、男性の太夫と女性の三味線弾きの成長と恋を描く映画をご紹介!

港家 小そめ

執筆者

港家 小そめ

執筆者プロフィール

名画座かんぺ

 2026年が始まりました。今年も「コソメキネマ」御贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

 毎年、新年からの新しいスケジュール帳を選ぶのですが、今年は「名画座手帳」を使うことにしました。名画座手帳とはどんなものかと申しますと、旧作の邦画を見るために名画座に通い詰める映画ファンに向けた手帳。

 手帳の内容を少しお伝えしますと、まず手帳についている帯、毎年豪華な方々からの直筆メッセージが書かれているのですが、今年は俳優の梶芽衣子さんと山口馬木也さん! 今年も豪華~。

 日付の欄の下には、監督や俳優など映画関係者の生没年月日、世界の出来事に加え、面白いのは映画内で起こったことも記入されているところ。例えば、8月4日には【金田一が八つ墓村を一旦離れ捜査資料探しの旅に出る(77)八つ墓村】とあります。ああ、今日、金田一が八つ墓村を出たんだなぁと思いをはせることができます。

 手帳の巻末には監督の活動期間、名画座情報、時代劇の封切り日、時代ごとの物価表などなど。映画を観た時にその時代のラーメンの値段を知ることもできるのです。

 そして付録にシリーズ映画のチェックリストが! 駅前シリーズは、24作あると調べることも可能なのです。そして観た作品にチェックもできる。至れり尽くせり!

 この名画座手帳、毎年購入はしていたのですが、もったいなくて保管したまま使わずおりました。が、名画座手帳は、持ち歩いてこそ、真価を発揮する手帳。そして、今年はこの手帳にたくさん書き込めるように、例年以上に映画をたくさん観ようと思った次第です。

 この手帳を企画・監修されているのが、のむみちさん。名画座ファンの間では知らない方はいないと思いますが、「名画座かんぺ」というフリーペーパーを発行している方です。

 名画座好きは、大体、池袋の新文芸坐、神保町シアター、ラピュタ阿佐ヶ谷、京橋の国立映画アーカイブ、渋谷シネマヴェーラあたりをぐるぐる回っている生き物なのですが、「名画座かんぺ」はこれらの名画座1ヵ月の上映スケジュールを一覧表にしたフリーペーパーです。初めて目にした時は、「これはすごい!」と感動で打ち震えました。

今年の名画座手帳と名画座かんぺ。帯が傷まないように透明カバーをかけました

 何事もネットの時代ではありますが、いちいち、それぞれの映画館のサイトを開けて、今日何を上映してるか調べるというのは、名画座回遊魚たちには結構面倒な作業。それが「名画座かんぺ」によって解決されたのです! 一枚の紙を折りたたんだ形状なので、持ち歩きにも便利。しかも原稿はオール手書き。その労力たるや。頭が下がります。

 名画座などで手に入りますが、人気なのでなくなってしまうこともありますので、月の早い時期に入手するのをおすすめします。