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シン・道楽亭Webサイトリニューアル! ほぼほぼAIで作ってみた話

月刊「シン・道楽亭コラム」 第11回

Webサイトをリニューアルしたいと思った理由

 まず、最初に書き記しておきたいことは、旧道楽亭から引き継いだWebサイトは、とても素晴らしいものでした、ということ。

 公演スケジュールを確認して、そのまま予約する。この一連の流れは、とてもわかりやすく整理されていました。必要十分。実用性という意味では、きちんと役割を果たしていました。

 しかも、WordPress(ワードプレス)というサイト管理システムで構築されていたので、特別な専門知識がない私でも、日々の更新作業ができる。これは本当に大きなメリットでした。

 では、なぜリニューアルしたいと思ったのか。気になっていたのは、「はじめて来る人」に対する説明の弱さです。

 すでに知っている人には問題ない。でも、はじめての方には情報が足りない。「行ってみたいけど、よくわからないからやめておこう」と思われていたら、もったいないと感じていました。

 運営を続ける中で、必要なページと不要なページもはっきりしてきました。サイトは生き物です。小屋の変化に合わせて整理し直す必要があると感じるようになりました。

 実務的な話をすると、WordPressは「誰でも更新できる」という利点がある一方で、自動化しにくいのです。

 シン・道楽亭では“定型業務の自動化”(演芸場運営者に胸を張って貸与できるほど効率的で便利なシステムです)を進めていますが、サイト更新だけは手作業。その負荷がじわじわと重くなっていました。

 新規ページを追加するにも、微調整をするにも、表現の制限があることも、少し歯がゆい思いをしていました。

 でも、一番大きかったのは、別のところにあります。

 シン・道楽亭をどんな思いで運営しているのか、どんな場所として受け入れられたいのかが、Webサイトから伝わってこない――。

 当たり前です。旧道楽亭のサイトをそのまま引き継いでいるのですから。共同席亭になって1年半以上、「シン・道楽亭の顔」としてのサイトが必要だと、思うようになりました。