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青春の終わりに入門。青春の始まりの入門 (後編)
鈴々舎馬風一門 入門物語
- 落語
人に好くあれ!
それやこれやを鑑みまするに、鈴々舎馬風一門にまぜていただいたことが最上の嬉しかったことでござい……といふ訳にはまいりませんね、時系列を問いますと。入門叶って、その後と、問われておりますね。落語家になって嬉しかったこと。まさに今日でございます。
世界の目覚め(宗教……人間を統治するツールなどではございません)、氣付いた者に光が射す今年、師匠、お内儀さん、馬風一門に感謝を込めて喜びをもたらすこととなります。これが、やっと嬉しいこととなります。弥栄。
入門してすぐに師匠と着物で出掛ける前に、咄嗟に下駄箱を開けて、師匠の金と銀の雪駄(そもそも金と銀の雪駄が凄いのですが)を「この子にあげなさい」と、金銀そろえのもののうちの銀を、拙が頂戴するのでございます。何と有り難い家にございました。
芸ではなく、いちばん伝えたかったことは「人に好くあれ!」ということ。師匠からの訓示で、最大の道標を修業時代に教わりました。やっぱり師走には、穴子を師匠宅にお持ちいたそう。穴子は鰻のつもりで食していただこう。
今年。プロレスラーのKEN TAKANO選手(日本名、高野拳磁。米国ロスアンゼルス在住)、かつては“野良犬”と冠された無頼漢は、自由を求めながらも勉強を重ねて氣付きの人となりました。米国にて国際公益社団法人枠を取得されまして、現在理事長を務めていらっしゃいます。ピザーラのテレビCMでインパクトを残して渡米……お父さまの国へ行かれ、優愛を願う人となっております。米国から日本の明治維新の真実、代理統治された現状を伝えてくれる先生でもございます。
その自由なる旅人が日本のパートナーとして、拙を選んでくださいまして、自由を、同調圧力結社日本にあって自由を願ってきた流浪の私と波動を同じくする者が現はれし今日、そして来年と、日本への警鐘を心を洗って受け止めて、よろこび、勇往邁進なる心境でございます。今まさに嬉しい来年へ。
やえ。いやさか。弥栄。
(了)