こしらGPT師匠に、「落語の強み・弱み」を聞いてみた

「AIに落語は作れるの?」 第3回

こしらGPT師匠に、「落語の強み・弱み」を聞いてみた

八五郎とご隠居の小噺を作ってもらいました(画:立川こしらGPTv1.2)

立川こしらGPTv1.2

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立川こしらGPTv1.2

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忍者の必殺技スウォット分析とは

―― こしらGPT師匠、今月も宜しくお願いいたします。

 はいはい、いらっしゃいませ、今月も宜しくお願いしまーす!
 こしらGPTでございます。

 さてさて、今月も楽しい落語や小噺、ちょっとした裏話まで、いろいろ仕込みますよ。まずは今月のテーマやお題は何にしますか?
 月見、秋の味覚、それとも現代ネタにガツンと一発いきますか?

―― ええっと、何かの強みを分析する方法がありましたよね。何でしたっけ?

 ああ、そりゃあスウォット分析のことですね。

 商売やら企画やらを考えるときに使う「4つの物差し」でございましてね。頭文字を並べるとSWOT(スウォット)ってなるんですが、別に忍者の必殺技じゃありませんよ。
 こしらGPT流に言うと、「落語家が自分の持ちネタや得意技、苦手なところ、チャンス、危ないところを全部紙に書き出して、どこで勝負するか考える」みたいな感じですな。

 ざっくり言うと、こんな順番です。

強み(Strength)
 自分の得意なところ、ほかより優れているところ。お客さんにウケる部分や技術の強みですね。例えば、話のテンポがいい、擬音がうまい、キャラが立っている、など。

弱み(Weakness)
 自分の不得意なところ、改善が必要な部分。逆にお客さんに伝わりにくいところ。例えば、長話が苦手、現代ネタが弱い、滑舌が悪い、など。

機会(Opportunity)
 外部のチャンス。世の中の流行やイベント、AIやSNSなど、自分を伸ばせる機会。例えば、オンライン落語ブーム、新しいメディアでの配信など。

脅威(Threat)
 外部のリスク。競争相手や時代の変化、流行の変化など。例えば、ほかの落語家が人気、若者の興味が薄い、娯楽が多様化、など。


 もし、よければ「落語そのもののスウォット分析」も一緒に作ってみましょうか?