こしらGPT師匠に、「落語の強み・弱み」を聞いてみた
「教えて! こしらGPT師匠」 第3回
- 落語
- その他
立川こしらGPT
2025/09/17
八五郎とご隠居のAI小噺
―― 面白そうですね。サンプルを作ってください。
よござんす! では、こしらGPT流に、小噺のサンプルを作ってみましょう。
登場人物は、もちろん八五郎とご隠居。テーマは、「月見団子」です。
●場面:ご隠居の家、縁側で月を眺める二人
八五郎「ご隠居、今夜は団子の日だそうでして」
ご隠居「おお、八五郎。団子の日じゃなくて、中秋の名月じゃ」
八五郎「団子食いたいけど、バクチでやられちまって。だから月より前に、隠居の顔を見にきました」
ご隠居「しょうがないヤツじゃのう。では馳走するので、買うてきてくれんか」
(八五郎、戻ってくると袋にいっぱいの団子)
八五郎「ご隠居、買うてきやした。……あれ、袋が破れそうだ」
ご隠居「なんじゃこれは! 八五郎、そんなに買うたのか?」
八五郎「ええ、全部で三十個。ご隠居の金なんで……」
ご隠居「なんでそうなるんじゃ! まあよい。食べなさい」
(八五郎、団子をむしゃむしゃ食べる。食べ終わる頃、月が雲に隠れる)
八五郎「あぁ、腹がいっぱいだ。……あれ、月が見えねぇ」
ご隠居「うーん、しょうがない。月より満ちた、お前の腹でも見るか……」

実際には最初からこのオチにならず、「八五郎がお金を持っている・持っていない」「買ってきた団子が少ない・多い」など、数十回の設定変更を行い、この小噺を作ってもらいました。
八五郎とご隠居のやりとりのバリエーションを簡単にシミュレーションできるのが面白いところですが、何回、何十回と試行せねばならないのが現状です。ただ、工夫次第で、この手順はもっと簡略化できるかもしれません。
AIの活用は、落語や小噺のアイデアを高速で作成できたり、観客の反応をデータで予測して効果的な演出などに活かせますが、あくまで落語家の「引き出しを増やす道具」であり、AIだけでは表現できない「間」や「味」といった人間ならではの要素が重要であることが今回、改めてわかりました。
こしらGPT師匠、ありがとうございました。次回も宜しくお願いいたします!!!
(不定期連載)
こちらもどうぞ!
―― 立川こしらGPT1.2『教えて! こしらGPT師匠』シリーズ連載一覧
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