菓心松屋の「まつだんご」

「べべログ」 第1回

売り切れ注意! お月見に食べたい「まつだんご」を求めて

 上方落語の旅ネタに必ずと言っていいほど登場する、喜六(きろく)と清八(せいはち)。

 まるで、うっかり者の喜六(こしあん)と、しっかり者の清八(餅)が仲良く手を繋いで食堂、いや、食道に向かって歩いていくかのような。

 それが証拠に、初めて食べた時思わず

 「その道中の陽気なことー!!」

 と叫んでしまいました。

まつだんご(同店のInstagramより)

 コアな落語ファンにしか伝わらないギャグはさておき、とにかくこちらの「まつだんご」を食べながら中秋の名月を見れたなら、それはそれは幸せなひと時になること、間違いなし。


 その日その日に作った分しか売っていらっしゃらないので、タイミングが合わないとなくなっている時があるんです。

 この不確定要素があることで、お店に入って「まつだんご」の姿を見た時に喜びが何倍にも膨れ上がるんですよね。

 確実にゲットしたい場合は、事前にお電話で取り置きすることも可能みたいですが、できればこの「ないかもしれない」という不安をワクワクに変換しながらお店に向かってほしいな。


 ほんまにほんまに美味しいお団子です。

 茨城に行った際はぜひ!

お店の情報

菓心松屋(かしんまつや)

住所:〒311-1704 茨城県行方市山田3010-5
営業時間:9:00~18:30
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)


 菓心松屋(ホームページ)
 https://kashin-matsuya.jp

 菓心松屋(Instagram)
 https://www.instagram.com/kashin.matsuya/

(毎月20日頃、掲載予定)