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ハロウィン

「テーマをもらえば考えます」 第3回

あぶねー、あぶねー!

 そんな中、日本のハロウィン、違うけど、なまはげは凄いね!

 調べても可愛いコスプレは出てこない! 伝統を守ってるわー、なまはげ様は。そう言えば大学生の時、秋田県男鹿の『なまはげ館』に行ったことがあって、なまはげのコスプレ、できたんだよね! もちろんお金は取るけど、本当の衣装を着させてもらえるヤツ。

 夏休みバイトの地元の女子高生が気がなさそうに「なまはげの体験できますよ~~~」って言ってたなあ。やれば良かった!! 恥ずかしがる年頃だし、お金もかかったけど、やれば良かった!!! そしたらネタにも記念にもなるし、高校生が着るのを手伝ってくれたし……。逮捕だ、逮捕! やらなくて良かった~~~。

 もう今はやってないようです。スマホで写真とると、なまはげの格好に写るコーナーになってました。スマホめ、むやみに世の中便利にしやがって。伝統守れ! おそらくコロナ禍で完全にやめちゃったよね。コロナめ、なまはげ様に払われろ!

 ハロウィンでは、なまはげの格好した人はいるのかな? 薄着のコスプレより、きっと暖かくていいよ。おー、無事に話がハロウィンに戻ったわ。

 ところで、ハロウィンの子どもって、何かに似てると思ってたら、いたわ! 落語に出てくる「セコ」な太鼓持ちと同じだよ。町中ウロウロして「よっ、旦那。いかがですか!」って取り巻いて、イタズラしてるようなもんのアイツ。『ハロウィンの幇間』って噺、作ろうかな~!!?

 そうしてみると落語家の着物も舞台衣装だから、今やコスプレなんだよねー。だから落語家は一年中ハロウィンだ!! 一年中、仕事あればハロウィンだー。ハロウィンできるようにガンバル、ゾー。

 よし、じゃあアッシはこれから毎日、「ご祝儀をくれなきゃ、イタズラするぞ~」と言いながら着物を来て町中を歩き回りやす!!……って、やらねーよー! 自分が一番見失ってトリックにかかってるじゃねーか。

 これ以上考えるとキケンなので、もうおしまい! なんだよ~。

(毎月30日頃、掲載予定)