小じかの一歩目 (前編)
鈴々舎馬風一門 入門物語 第9回
- 落語

柳家 小じか
2025/05/23

小学生の頃の筆者
筋金入りの落研部員
続いて出てまいりましたのは、柳家小せん門下の三番弟子、小じかの一編でしばらくの間、お付き合いのほどを願っておきます。
今回、この『鈴々舎馬風一門 入門物語』のお話をいただきまして、孫弟子の中で一番の新参者である私のことをどれだけの方が知っていらっしゃるかは分からない。分からないが、これを読んでいらっしゃる方の中には、「落語家にどうしてなろうと思ったのだろう」「なぜ師匠に弟子入りをしたんだろう」と、そんな疑問の答えを知りたい方がいるかもしれない。そんな方に読んでいただければと思い、これを書かせていただく。稚拙な文章ではあるが、一読していただければ幸いである。
まず、皆さまに私のことを軽く紹介させていただきたいと思う。本名は、谷口友晴(たにぐち ともはる)。平成11年(1999年)3月14日に生まれ、学生時代のほとんどを地元の神奈川県大和市で過ごした。高校を卒業した後、二松学舎大学に入学。ここで私は落語に出会うことになるのだ。
落語会などでお客さまと話すとよく聞かれるのが、「学生時代、落語研究会だったの?」という質問だ。これは、学生時代に落語研究会に所属していた人が落語家になるというケースが多くあるため、よく聞かれるのだと思う。その例に漏れず、私も落語研究会、略して落研(おちけん)の一員だった。
学生時代の四年間を落研に捧げ、「学生時代はどんなことをしていたのか?」と聞かれると、落研のこと以外は一切覚えてないという、筋金入りの落研部員だった。
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