ビール飲み干し、そしてわたしに秋が来る

「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第6回

ビール飲み干し、そしてわたしに秋が来る

画:東家千春

東家 千春

執筆者

東家 千春

執筆者プロフィール

8月~9月のお転婆感

 ビールがおいしい季節、終わっちゃいますね。さみしいです。飲み足りなかったです。こちらの連載にビールビール書いたおかげでお客様よりお酒やおつまみたくさんお差し入れいただきました。ありがとうございます。大切にいただいております。

8月後半①

8月22日(金) 神田連雀亭「ワンコイン寄席」
 入門前にすこし交流のあった三遊亭ぽん太兄さんと初共演。しかし、たいへん浅い交流だったので話すことがなく、楽屋でぽん太兄さんはコントで昔すべりまくっていましたよね、と話し、枕でも昔ぽん太兄さんはすべりまくっていましたと言い、SNSにもぽん太兄さんは昔すべりまくっていたと書きました。
 落語はまったくすべってなくて、人間の成長を感じました。

8月23日(土) 大崎ボンカフェ「浪曲と共生文化のお話会」
 ちょうどクライマックスの節(ふし)のところで、お店の前を大音量でお祭りの山車が通過。太鼓と三味線と節が完全にコラボ。会の主催の方に「気を使って山車も控えめに前を通っていきましたよ。だから全然気になりませんでしたよ」とフォローいただく。そんな訳あるかと思いつつ、お気遣いに感謝。
 三味線の理緒さんは「わたしお祭り好きなので、千春姉さんの顔より山車見たいなーと思いながら三味線弾いてました」と問題発言。

8月24日(日) お江戸上野広小路亭「浪曲広小路亭」
 天中軒かおりさん、玉川絹華さんと三人会。絹華さんは、いろいろと訳があってお師匠さんが変わり、お名前も変わった方なのですが、トークコーナーで「いまわたし、転生ものの小説を読むのにハマってて、あ、わたしも最近転生したんですけどテヘヘ」という自虐ギャグを言って場を凍り付かせていた。

トークコーナー盛り上がらなすぎて土下座気分のまま撮影