NEW

ハロウィン

「テーマをもらえば考えます」 第3回

ホントにいるの?

 まずハロウィンって……?

 収穫祭でカブくり抜いて顔を作って、悪霊を追い払うための魔除けが、アメリカだとカボチャの方が多いからカボチャになって、イベント的には「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」と悪霊の役で訪ねてくる子どもたちにお菓子あげる。物凄く適当だと、コレですね~?

 うん、どうして大人がコスプレすることになった? もちろんやったな、歴代の一部のオトナ。大人はもらったお菓子食べると胸焼けしちゃうから? 大人はイタズラすると逮捕されるから? あ、子どもがしても逮捕だ!逮捕! まあ童心に帰るのを楽しむためのイベントですね~。

 そもそも悪霊って、ホントはどんな格好なのかな? いるのかな? おかめもひょっとこもホントにいるのかな? つまり本当には分からない格好の『コスプレ』をしてるんだね!

 ナースとかは実際にいるし、警察官のコスプレするとむしろ捕まるからっ! まさにコスプレオブコスプレ。良くない言い方すると、ニセモノオブニセモノ! スゲーぜ、分からなくても真似される神様! 悪霊も!!

 でもー、ハロウィンの当日に六本木辺りで大江戸線とか乗ってる外国の方のコスプレを見かけると、「あ! ホンモノがいる!!!」って思っちゃうのよ。ホンモノ分からないっつーのに、不思議なコトです。

 だから分かるよね、日本人が忍者のコスプレすると感動する理由が。あの格好、フワッとした全身タイツですよ! でも忍者はいないよね……? あっ、忍者いるわ、いる! 見つかったら忍者じゃないし。見つけちゃったらヤラれちゃうし! きっと今の本物は、フワッとしたスーツですよ。