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私が思う「落語界とお笑い界の違い」(後編)
ピン芸人・服部拓也の「エンタメを抱きしめて」 第4回
- 落語
- その他
お客様との打ち上げ文化
落語家さんは、飲食店でも興行をされるので、そのままお客様とよく一緒に打ち上げをすることも知りました。
お笑い界では、そのような打ち上げはなかなか珍しく、常連さんならまだしも、初見のお客様とその場で懇親会(交流会)の打ち上げをするのは、少しハードルが高いのが正直な感想です。
しかし、10年ほど前から東京で活動を始めて、お世話になった先輩のライブでそのような打ち上げに参加させていただき、とても楽しく、その日のパフォーマンスについてじっくりと意見を聴けることは、とても有意義で建設的だと感じるようになりました。
まれに凄く酔っ払った方から、少し厳しい意見もいただくのもためになり、「いろんな人がいるんだ」と、そんな日は苦い思いもしますが、後々、話のネタにもなります。きっとお笑い界でも、10年前の私のように知らないだけで、そんな「空間」「場」を求めている人は多いと思います。
カフェコマドでも、お客様参加型の打ち上げをできるだけ開催しており、そこから演者側の視点にはなかった発想や企画が生まれたりしています。今後もたくさんの人に興味を持っていただき、お客様と共に楽しめるモノを発信していけるようにしていきたいです。
「私が思う『落語界とお笑い界の違い』」3部作はこの辺にして、また気づいたことがあれば書きたいと思います。

真打披露パーティーでの一コマ
最後に「中編」で少し触れた映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の名言と、アントニオ猪木さんの名言、私の迷言を添えて締めさせていただきます。
「未来は自分で切り開くものなんだよ」
「元気があれば何でもできる!」
「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし。
踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる。
迷わず行けよ 行けばわかるさ」
「私はエンタメ界の緑道を行く!」
ご観覧ありがとうございました!
ドドドドドドドドドドドッ♪……♪(追い出し太鼓)
▼服部拓也 公式サイト
▼東新宿カフェコマド イベント情報
(毎月20日頃、掲載予定)