上方落語を聴く旅 ~服部の大阪旅行記

月刊「シン・道楽亭コラム」 第6回

8月5日(火)

 まずは開口一番、刈り込んだ『手水回し』で、桂天吾さんが座を温めます。
 この日の私のお目当ては、桂吉弥師匠と桂塩鯛師匠。とりわけ吉弥師匠の『軽業』、こちらは上方噺家がよく演じる(東京で言えば、『道灌』『寿限無』的な)『東の旅』のうちの半ばに位置する噺ですが、扇子を用いての軽業表現など堪能しました。

動楽亭

 百年長屋は、JR環状線・玉造駅から5分ほどのところにある、大正3年築の趣ある建物です。月亭遊方師匠の自主会がこの日、行われました。
 遊方師匠は、月亭八方師匠(桂文珍師匠も在籍したユニットのザ・パンダがわかる方は同世代)の弟子で、爆発力抜群、怪談噺は絶対やらない師匠です(怖いんですって)。
 この日のゲストは、笑福亭松喬師匠で、今回のテーマである泥棒噺に合わせて、NHKの『日本の話芸』でも放映された十八番の『子盗人』。堪能しました。

百年長屋

百年長屋