三味線と 浪曲唸って 二刀流 弾く手あまたな 伊丹秀敏

「浪曲案内 連続読み」 第9回

「常さん、日本一!」

 秀敏師匠のご葬儀などが落ち着いて、大晦日に師匠浦太郎のお墓に、秀敏師匠がお亡くなりになったことを報告して来た。

 帰りがけに車の中からお墓に聞こえるように、お二人の稽古の録音を流した。「いい三味線だね~。常さん、日本一!」と、師匠浦太郎が明るい声で言っているように感じた。

 「あの世には、伊丹先生もお兄ちゃんも、ウチの師匠も、名人は沢山いるし、秀敏師匠は引くてあまた、弾く手あまた、なことでしょう。秀敏師匠にご指導いただけるなんて、一太郎、こんなに幸運なご縁はありませんでした。

 初めてお会いしてから今まで、師匠浦太郎と秀敏師匠の素晴らしい浪曲を一回でも多く間近で聞いて、その芸を自分のものとしたいという一心でやって来ました。それがこれからは、音源や映像のみとなり、生で学ぶことはできなくなります。

 消化しきれないくらい沢山、秀敏師匠に教えていただきました。それをすべて発揮して、その芸の領域に少しでも近づけるように、情報が溢れている現代社会の中でも、決して変わらぬ芸の道を、浪曲師として生きて参ります。そして浪曲の深くて楽しい芸を未来に必ず遺して、秀敏師匠のように新しい感覚で浪曲を進化させます」

 と、宣言をしたところで。

公演のご案内

  • 日程
  •  2026年2月23日(月・祝)
  •  13:00 開演 12:00 開場
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  • 場所:
  •  浅草・木馬亭(台東区浅草2-7-5)
  •  → Googleマップ
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  • 料金
  •  前売・予約 3,500円
  •  当日 4,000円
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  • お問合せ・お申込み:
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  •  Webサイト(フォームメーラー)
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  •  電話
  •  → 090-9298-0391
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(毎月15日頃、掲載予定)