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2026年5月のつれづれ(談修・菊春二人会、奈々福の徹底天保水滸伝、孝太郎の記念公演)

月刊「浪曲つれづれ」 第13回

東家孝太郎、入門十五周年の節目公演

 その他の公演について。去る4月25日(土)には大阪NHKホールにて、恒例の「NHK東西浪曲大会」が開催された。今年から年1回になった模様で、おそらく大阪と東京交互の開催なのだろう。放送日は未定だが、毎回話題となる余興のコーナーでもおもしろいサプライズがあったので楽しみにしていただきたい。

 5月の公演では26日(火)に横浜にぎわい座芸能ホールで行われる「大演芸まつり in にぎわい座」に注目したい。一般社団法人日本演芸家連合が主催するもので、講談、落語、漫才、奇術他の色物と日替わりで会が行われる。その中の1日が浪曲で、玉川奈々福・沢村まみのペアを筆頭に、港家小ゆき・広沢美舟、国本はる乃・沢村道世、東家三可子・玉川鈴、東家志乃ぶ・旭ちぐさ、天中軒かおり・伊丹秀勇と、中堅から若手を中心に全員女性という布陣である。

 さらに、少し先になるが6月27日(土)に二代目東家浦太郎一門の二番弟子・東家孝太郎の入門十五周年記念公演が浅草木馬亭で行われることもお伝えする。15年は浪曲界の節目で、弟子を取って一家を形成することが可能になる。この日は考太郎の弟子である東家優太郎が初舞台を踏むそうだ。また一人若手が飛び立つことになる。師匠の晴れの舞台と併せて目に焼き付けておきたい。

(以上、敬称略)

(毎月9日頃、配信予定)