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3月8日は、餃子の日 →無茶苦茶、食う男の偉業

「エッセイ的な何か」 第10回

3月8日は、餃子の日 →無茶苦茶、食う男の偉業

食べて語って笑って太る、前座青春録(画:三笑亭夢丸)

三笑亭 夢丸

執筆者

三笑亭 夢丸

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 3月8日は餃子の日、そして鯖の日!らしい。

 大好物が二つも重なっているではないか。正直、鯖は一番好きな食べ物なのだが、今回は、これまた大好きな餃子のことについて書かせていただきたい。

 わが故郷、新潟県は新発田市から先代夢丸に入門を果たして上京した当時、色々なカルチャーショックはあったのだが、トップクラスに驚いたのは「餃子が小さい!」ということ。

 そう、僕のふるさと・新発田市の餃子は異常にデカい。いわゆる東京においての『ジャンボ餃子』か、場合によってはそれ以上の大きさである。

 少食な方なら二本(二個というより本数で表した方がしっくり来るので)食べたらお腹がいっぱいになってしまうかもしれない。なので、一本ずつバラ売りしている店もあるのだ。

 そしてなぜか、必ずカラシがつく。それをタップリつけて食べるのがスタンダードだと思っていたのだが、東京でカラシをつけて食べた時に不思議がられた。そこでこれは独特なものだったのだと気がついた次第。

 ではなぜ、新発田近辺にこのような餃子文化が根付いたかというと、奇しくも先月閉店してしまった『天龍軒』がルーツだと聞いている。そこから枝分かれし、店名に龍の字を冠した中華料理屋がエリアに散らばり、このタイプの餃子を広め、各々独自の……。

 あれ、あまり興味ありませんか? まあいいや、そんなこんなで巨大餃子で育った僕です。

 特に一番好きなのが市内にある『和龍』の餃子。いまだにこの餃子が一番思い入れがある。細かく刻んだ野菜多めのジューシーな餡に大きいのだが薄めの皮。帰郷するたびに食べたくなってしまう。皆様も、何らかの折に新発田市にお越しの際は、ぜひお立ち寄りを!

 ……ただ、前述した通り、餃子一皿(五本)でかなりお腹がいっぱいになってしまいますので、ご注意を。