余興について
「すずめのさえずり」 第九回
- 落語
古今亭 志ん雀
2026/03/26
客として見るばかりではなく、仕事として余興をやる場合もある。
こちらが行く余興は、だいたい一般の企業や団体なので、芸人相手よりはやりやすいと思うが、「社長、ねえ、そこの社長!」と安易に呼びかけていた相手が来賓の国会議員だったり、細かい失敗は枚挙にいとまがない。
コロナ前まで何年かやらせていただいていたのが、お正月に某高級ホテルのイベントとして行われていたビンゴの司会。高級ホテルだけに景品も豪華だった。
ある年、最初にリーチになったのが小学生の男の子。ファーストビンゴの景品はスイッチだったか3DSだったか、ニンテンドーのゲーム機だ。
「おお少年、これもらえるといいな! 何番が出ればいいんだ?そうか。じゃあ係の人わかってますね、お願いしますよ」
とかなんとか言いながら進行していくわけであるが、御存知のようにファーストリーチがファーストビンゴになることは、まずない。結局、ゲーム機は年配の男性の元に渡り、その少年はハズキルーペをもらっていた。あれから何年たったか。強く生きているか少年よ。
コロナ禍でそういう仕事はパッタリとなくなってしまったが、バブルの時代ではないので、考えてみればもともと少なかった。
亡くなった入船亭扇海師匠は、数多くの余興芸を御存知だったので、鈴々舎馬るこ兄さんにお誘いいただいて一緒に習いに伺った。いろいろ教えていただいたのだが、いかんせん実践の場があまりにも少ないのが残念である。
結婚式や各種パーティーのお彩りに、余興をおひとついかがですか?

▼古今亭志ん雀 X
●公演のご案内

古今亭志ん雀独演会
- 日程:
- 2026年3月26日(木)
- 開場18:00 開演18:30
- 会場:
- 池袋演芸場
- (豊島区西池袋1-23-1 地下1階)
- → Googleマップ
- 出演:
- 古今亭志ん雀
「一文笛(初演)」
「犬公方(井上新五郎正隆 作)」ほか - 料金:
- 前売 2,500円
- 当日 2,800円
- ご予約・お問い合わせ:
- 古今亭志ん雀
- メール→ choito_shinsan@yahoo.co.jp
(毎月26日頃、配信予定)
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