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シン・道楽亭、誕生前夜から今へと続くキャリー・ザット・ウェイト Part.3

月刊「シン・道楽亭コラム」 第13回

 最終的な決意の後押しになったのは、「引き受けなかったら、死ぬ時に『あの時、やっていれば……』と100%後悔するだろうな」というシンプルな思い。

 還暦過ぎの人生。残り時間はたっぷりとある、とは言い切れない年頃だ。やりたいことはやって、やりたくないことはやらない。その取捨選択の繰り返し。

 道楽亭を引き継がなければ、私は間違いなく後悔する。

 やりたいことは逃さない、好きだったら好きだって伝える、という考えは、私ががんを患ってから、私の体内に根を張るようになった。50歳で告知を受けた。あの時の足の震えは今も生々しく覚えている。命の向こう側をほんの少し垣間見たような心持ち。

 いつどうなるか分からない。常日頃そう考え生きているがんサバイバーとして、私は道楽亭に関する最終決断を下すことになるが、そこに至るまでにはまだ多少の時間がかかる。

 旧知の真打ちのひと言が、私の甘ったるい考え方を木っ端みじんにし、同時に私に本気度注入を促したのだが……。

 ――続きは3ヵ月後の連載で!!!

共同席亭 渡邉寧久

シン・道楽亭|新宿二丁目のミニミニ演芸場(公式HP)

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         (毎月10日頃、配信予定)