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お転婆が過ぎると命を落とすこともある

「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第12回

お転婆が過ぎると命を落とすこともある

画:東家千春

東家 千春

執筆者

東家 千春

執筆者プロフィール

2月~3月のお転婆感

 新年度、始まりましたね。浪曲協会にも前座さんが増えたみたいです。どうか心身ともに健康で、前座時代を乗り切ってください、と思います。浪曲協会は60歳まで加入できるので、前座さんの平均年齢が高めになる傾向があり、わたしが入門したときは、60代の東家恭太郎兄さんが前座頭でした。
 長時間の後見中、お兄さんの体が心配になり話しかけたら、「定期的に注射打ってるから大丈夫だよ」と言われて戦慄した思い出があります。

2月後半

2月20日(金) アートスペース兜座「兜町かるた亭」
 起きたら目が真っ赤に。いやだなあと思いながらアートスペース兜座へ。お三味線の理緒さんに「目の充血、とってもお似合いですよ」と間違った気遣いをされる。

2月21日(土) 渋谷SONEBAR「はかまだ卓と浪曲の世界」
 行きのバスの中で共演のはかまだ卓さんに遭遇。ご挨拶すると「ニセモノかと思った」と、わたしに怯えるはかまださん。歌詞が書かれた大量の紙がギターケースの中で散乱し「もうだめだ! 崩壊だ!!」と取り乱すはかまださん。こんなに様子がおかしい人だったっけ、と不安になる。
 久しぶりにお会いしたはかまださんの顔が黒くて、アルコールを大量に飲まれる方だったように記憶してたので、もしかして肝臓悪いのかも、とひそかに心配していたら、初対面の理緒さんが屈託なく「日焼けしてます?」と直撃。肝を冷やしたが、「北海道に行ってたので、雪焼けです」とのこと。良かった。ただの雪焼けだった。ただ年取って変人に磨きがかかっただけだった。

2月23日(月) 小田原で「ガラスの仮面浪曲会」
 ホームページのお問い合わせフォームから、小田原でガラスの仮面の浪曲を口演してほしいというご依頼。当日までメールでのやりとりのみで、チラシやネットでの情報もなく当日を迎え、本当にこの会はあるのだろうかと不安になりながら指定の会場へ。ちゃんと会は開催されました。
 主催の方が「千春さんは入門したての時の玉川太福さんと同じ目をしており、これからの新しい浪曲を作っていく人だ」とお客さんへ紹介してくださり、とっても良い気分で帰宅。

2月25日(水) 神田連雀亭「ワンコイン寄席」
 春風亭昇咲兄さんが高座で袴をはいているのは、スタイリッシュに見られたいからだそうです。重大な秘密を知ってしまった気分。ここで皆さんにバラしますね。