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らべんだあ

「ずいひつかつどお」 第11回

 ラベンダーは、シソ科の多年草である。その歴史は古く、古代エジプトまでさかのぼる。

 有名な世界三大美女というのがある。古代エジプトのクレオパトラ、中国(唐)の楊貴妃、銀河鉄道のメーテル。そのうちの一人、クレオパトラが男たちを魅了するのに使ったのがラベンダーなのだ。

 美容はもちろんのこと神聖な儀式、身体の手入れ、ラーメン二郎を食べた後のニンニクの匂い消しなど、様々な用途で使うことで自らの存在を際立たせたのだそうだ。ちなみに、カエサルとアントニウスもクレオパトラに会うたびに、ラーメン二郎に行きたくなったそうだ。

 「クレオパトラがもう少しニンニクの匂いを発していたなら、世界の歴史は変わっていただろう」

 その通りかもしれない――。

 ラベンダーは、古代ローマでも愛用された。ラテン語で「洗う」を意味するlavare(ラヴァーレ)に由来すると言われる通り、入浴剤として重宝されたのだ。ローマ人が入浴を大事にしていたことは、映画化もされた漫画『テルマエロマエ』で皆さんもご承知のことだろう。

 古代ローマ人は、ラベンダーで作ったバブをみんな持ち歩いていたのだ。それが証拠に去年、ローマ市内で子供がいたずらのために落とし穴を掘ったら、バブの化石が出てきたそうだ。クレオパトラなどの偉い人たちから庶民に広がっていったのは、古代ローマ人のおかげなのだ。

 「ローマは1日にして成らず、私もこのようなお子さんにあやかりたい首吊りたい」

 古代ローマ時代から「子ほめ」はあったのだ。