NEW
ゴーゴー浪曲太陽傳
「浪曲案内 連続読み」 第14回
- 浪曲
東家 一太郎
2026/10/18
マスターの笑顔が照らす、浪曲と人情の輪(画:原えつお)
お茶の水に輝く太陽
お茶の水にある、隠れ家ダイニング「スカイルーム太陽」というお店で「東家一太郎 太陽の会」という名前の浪曲会をさせていただいています。
そのスカイルーム太陽は、今年2026年(令和8年)9月1日で55周年を迎えました。今回は、そんなお話……。
![]()
旅ゆけば 駿河台には 宵の月
緑色濃き 渓谷に 名水湧き出る お茶の水
神田川には 聖橋 迷い込んだが 藤沢の
五階建てなら ビルディング
(※太陽は藤沢ビルの5階にあります)
![]()
スカイルームは 太陽の 55周年を 記念して
題して 浪曲太陽傳 時間来るまで 務めましょう
令和8年9月の1日、厳しい暑さもひと段落、人の心も秋めいて、なんとなく良い気持ち。いつものように看板のあかりを付け、音楽を流すと、その男は動きの遅いエレベーターに乗った。
「今日は誰が来るかな? 売上はあがるかな?」
ひとり思いを巡らせる。店のドアにかかった札をひっくり返す。クローズからオープンに。この男こそ、誰あろう。スカイルーム太陽のマスター、深川忠生(ふかがわただお)、その人だ。

![]()
空にぽっかり 浮かぶ雲 窓越しから 見る雲は
55年の 歳月を 過ぎても 相も変わらない
お茶の水の 駅前を 歩く小さな 人の群れ
この世の中には 大勢の 人が生きては いるけれど
ともに話を かわせるのは そのうち わずかな人ばかり
どうか出逢いを 大切に 生きてほしいと 言ってくれた
母の言葉を 思い出し 身体に馴染んだ エプロンの
裾(すそ)で拭った ひとしずく
マスターの深川忠生さんとのご縁をいただいたキッカケは、落語の柳家小志ん師匠。講談の一龍斎貞橘先生と開催していらっしゃった「天地寄席」に声をかけていただきました。
天地寄席というのは、講談師が落語を、落語家が講談を、浪曲師が落語を、というように天と地を逆にする、他のジャンルの芸を演じるという珍しい趣向の会。太陽のように、とても暑い夏の日だった記憶があります。
マスターは毎日、日記を書いていらっしゃいます。それをまとめた50周年記念誌を紐解いてみますと、2017年(平成29年)7月1日土曜日。その日初めて、太陽で浪曲をさせていただきました。

その翌年の夏も天地寄席、秋には千葉の東金での「スカイルーム太陽 出張寄席」にも出演させていただきました。その後はお店へ講談の田辺鶴遊先生に呑みに連れて行っていただいたり、マスターも私たちの浪曲会を観に来てくださいました。
いま読まれています!
「浪曲案内 連続読み」 第14回
ゴーゴー浪曲太陽傳
~東京・お茶の水にある「スカイルーム太陽」。マスターの笑顔が照らす、浪曲と人情の輪
東家 一太郎
2026/10/18
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第49回
好奇心が切り開く、新しい講談の世界 一龍斎貞奈(中編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/10/16
「噺家渡世の余生な噺」 第18回
人に負けないもの
~情熱は、巡ってくる
柳家 小志ん
2026/10/14
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第50回
好奇心が切り開く、新しい講談の世界 一龍斎貞奈(後編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/10/17
「くだらな観音菩薩」 第18回
羅怙羅尊者
~浪曲女子との共演から生まれた新たな夢と、仏様が教えてくれる心の優しさ。笑いの向こうに、芸人の胸の内が見えるコラム
林家 きく麿
2026/10/16
月刊「シン・道楽亭コラム」 第18回
ありがとうございました、龍玉師匠 ~112席の宝物
~もっともっと、あなたの落語を聴きたかった
シン・道楽亭
2026/10/10
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第48回
好奇心が切り開く、新しい講談の世界 一龍斎貞奈(前編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/10/15
「古今亭佑輔とメタバースの世界」 第14回
恩返し
~師匠から頂いた「佑輔」という名前は、今も進む道を照らしてくれる
古今亭 佑輔
2026/10/05
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第7回
百花繚乱! 10人組の落語家ユニット「芸協カデンツァ」がやって来た【前編】
~世代を超えた多種多様、香味全開のおもしろユニット!
服部 拓也
2025/11/20
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第40回
新しい響きを持つ講談への挑戦 神田おりびあ(後編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/06/01
「くだらな観音菩薩」 第18回
羅怙羅尊者
~浪曲女子との共演から生まれた新たな夢と、仏様が教えてくれる心の優しさ。笑いの向こうに、芸人の胸の内が見えるコラム
林家 きく麿
2026/10/16
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第48回
好奇心が切り開く、新しい講談の世界 一龍斎貞奈(前編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/10/15
月刊「シン・道楽亭コラム」 第18回
ありがとうございました、龍玉師匠 ~112席の宝物
~もっともっと、あなたの落語を聴きたかった
シン・道楽亭
2026/10/10
「噺家渡世の余生な噺」 第18回
人に負けないもの
~情熱は、巡ってくる
柳家 小志ん
2026/10/14
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第49回
好奇心が切り開く、新しい講談の世界 一龍斎貞奈(中編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/10/16
「浪曲案内 連続読み」 第14回
ゴーゴー浪曲太陽傳
~東京・お茶の水にある「スカイルーム太陽」。マスターの笑顔が照らす、浪曲と人情の輪
東家 一太郎
2026/10/18
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第50回
好奇心が切り開く、新しい講談の世界 一龍斎貞奈(後編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/10/17
「お恐れながら申し上げます」 第14回
噺家の衣替えの話
~いちばん大変なのは、半衿の縫い付け?
入船亭 扇太
2026/10/11
「ずいひつかつどお」 第13回
なつさんさようなら
~夏が終わって良かった。夏なんていいところが一つもないのだから
立川 談寛
2026/10/09
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第41回
一途に講談を生きる 田辺いちか(前編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/07/14
月刊「シン・道楽亭コラム」 第18回
ありがとうございました、龍玉師匠 ~112席の宝物
~もっともっと、あなたの落語を聴きたかった
シン・道楽亭
2026/10/10
「古今亭佑輔とメタバースの世界」 第14回
恩返し
~師匠から頂いた「佑輔」という名前は、今も進む道を照らしてくれる
古今亭 佑輔
2026/10/05
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第41回
一途に講談を生きる 田辺いちか(前編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/07/14
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第13回
「継続は力なり」ではない
~僕を待っていた、悲しい結末。“計画倒れ人生”を笑い飛ばす愉快な実話エッセイ!?
桂 三四郎
2026/09/29
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第18回
友達ほしい
~宇宙一の美人浪曲師が綴る、愛おしすぎる芸人日記
東家 千春
2026/10/03
「くだらな観音菩薩」 第18回
羅怙羅尊者
~浪曲女子との共演から生まれた新たな夢と、仏様が教えてくれる心の優しさ。笑いの向こうに、芸人の胸の内が見えるコラム
林家 きく麿
2026/10/16
「マクラになるかも知れない話」 第十四回
君たちはどう痩せるか
~日常の些細なモヤモヤを、落語みたいに笑い飛ばしてくれる爽快エッセイ!?
三遊亭 萬都
2026/09/25
「テーマをもらえば考えます」 第14回
師匠のコーヒーは
~笑いも苦みもたっぷり、師弟をつなぐコーヒーの思い出を綴ったエッセイ
三遊亭 天どん
2026/09/30
「コソメキネマ」 第十七回
玉川祐子師匠
~103歳の玉川祐子師匠、ついに『徹子の部屋』へ!! 映画は『ヤング@ハート』をご紹介。
港家 小そめ
2026/09/19
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第48回
好奇心が切り開く、新しい講談の世界 一龍斎貞奈(前編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/10/15
「くだらな観音菩薩」 第15回
阿弥陀如来
~同期であり、仲間であり、ライバルであり、親友だった蜃気楼龍玉師匠への想い。そのままの言葉、そのままの心
林家 きく麿
2026/07/16
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第10回
ああ…麗しの吉本興業……
~吉本興業を辞める話なのに、なぜこんなに爆笑してしまうのか!?
桂 三四郎
2026/05/12
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
月刊「シン・道楽亭コラム」 第18回
ありがとうございました、龍玉師匠 ~112席の宝物
~もっともっと、あなたの落語を聴きたかった
シン・道楽亭
2026/10/10
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第11回
オシャレは落語家を変える
~バレたら破門の危険なオシャレ!?
桂 三四郎
2026/06/28
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第12回
プロレタリアの街
~「絶対にここに戻ってきたらあかんで」そう言われた青年は22年後、落語家として帰ってきた。笑って最後にじんとくる実話エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/08/10
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第5回
落語家の夢
~俺の目は、まだ濁っていない!!!
桂 三四郎
2025/11/27
「令和らくご改造計画」
第四話 「初心者よ永遠なれ」
~AIが落語を演じる時、それでも人は笑えるのか?
三遊亭 ごはんつぶ
2025/11/12
「令和らくご改造計画」
第六話 「若手人気落語家殺人事件 【事件編】」
~古典派と新作派の溝!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/01/12
「艶やかな不安の光沢」 第1回
謂れなきものたちの飛躍
~年始からとちってしまった芸人の胸のうち
林家 彦三
2026/02/12
編集部のオススメ
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第13回
「継続は力なり」ではない
~僕を待っていた、悲しい結末。“計画倒れ人生”を笑い飛ばす愉快な実話エッセイ!?
桂 三四郎
2026/09/29
「令和らくご改造計画」
第十四話 「踊る金持ちピエロ」
~最近の前座さんたちは、時々おかしい
三遊亭 ごはんつぶ
2026/09/12
月刊「シン・道楽亭コラム」 第17回
演芸ファンがほしかったスマホアプリを作りました ――「ご贔屓手帖」ができるまで
~ファンの小さな困りごとから生まれたアプリの物語
シン・道楽亭
2026/09/09
「座布団の片隅から」 第17回
好楽
~祝・傘寿! タフすぎる三遊亭好楽師匠の宴
三遊亭 好二郎
2026/09/07
「オチ研究会 なぜこのサゲは受けるのか?」 第十七回
四段目、 そば清、 愛宕山
~初心者でも楽しめる、オチがもっと面白くなる落語入門
林家 はな平
2026/09/06
「艶やかな不安の光沢」 第4回
N氏の碑から浪江の海まで
~長崎の碧い海から、忘れられない故郷の海へ。喪失と希望のロードムービーのようなエッセイ
林家 彦三
2026/09/04
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第17回
ありがとう失言、待っているよ暴言
~宇宙一の美人浪曲師が綴る、愛おしすぎる芸人日記
東家 千春
2026/09/03
「くだらな観音菩薩」 第15回
阿弥陀如来
~同期であり、仲間であり、ライバルであり、親友だった蜃気楼龍玉師匠への想い。そのままの言葉、そのままの心
林家 きく麿
2026/07/16
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第41回
一途に講談を生きる 田辺いちか(前編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/07/14
掲載記事300本記念
〈掲載記事300本記念〉 柳家さん喬師匠 スペシャルインタビュー【前編】
~小さん師匠の「おめでとう」から始まる新しい年
話楽生Web 編集部
2026/01/25