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謝楽祭の話

「お恐れながら申し上げます」 第10回

謝楽祭の話

落語協会「謝楽祭 2026」のポスター

入船亭 扇太

執筆者

入船亭 扇太

執筆者プロフィール

絶対に雨は降ならない(はずです)

 おはようございます。入船亭扇太です。

 「謝楽祭 2026」の副実行委員長を仰せつかっております。

 このエッセイを書いている今は、5月下旬です。謝楽祭直前に書いておりますが、このエッセイが公開される頃には謝楽祭も終わっていることでしょう。盛況だったのか、盛り上がりに欠けたのか。無事だったのか、事件が起きたのか。晴れたのか、雨が降ったのか。そもそもやったのか、やらなかったのか。

 色々な不安がないまぜになっております。

 今月は、謝楽祭のことを書きたいと思います。当日のことを予想しながら書きますので、かなり良いように書きます。ご一読いただけると幸いです。

 今年の謝楽祭は、6月7日の10:00から湯島天満宮で開催します。例年9月開催のところ、暑さ対策の一環として少しでも涼しいであろう6月にしようということになりました。年々、東京の夏は暑さが厳しくなっております。ご来場いただくお客様、また、お迎えする噺家とそのお手伝いの方の身の安全を第一に考えた結果、6月の第一週にしようという英断が下されたというわけです。素晴らしいことですね。

 雨が降ったらどうするんだ、というご意見もあるでしょうが問題ありません。謝楽祭の日は雨が降らないと決まっております。これは実行委員会の師匠方が仰っておりました。心強いです。雨が降らないうえに例年より涼しいとくれば、お客様に安全にお楽しみいただけると思います。

 ここ数日、ハッキリしない天気です。沖縄は例年より早く梅雨入りしたそうですが関係ありません。謝楽祭の日は晴れるのです。私は本部のテントの下にいるので雨が降っても大丈夫です。

 今年は開演の際に獅子舞があります。例年は酔鼓連の皆さんによる太鼓と笛の演奏から始まるのですが、今年は開式の言葉の後にステージで獅子舞が開式を飾ってくださいます。酔鼓連は、閉式の際に皆様を送り出す演奏をしていただく予定です。

 ただ、御獅子に雨は大敵です。少しの雨でも獅子頭が傷んでしまうので、雨天での獅子舞は絶対にできないようです。雨が降るだけで出鼻を挫かれます。その時、私は猫八師匠と一緒に太鼓橋にいると思います。太鼓橋には屋根があるので雨が降っても濡れません。