NEW

阿弥陀如来

「くだらな観音菩薩」 第15回

笑い続けた日々

 落語が好きで、いつもイヤホンして落語聞いてたよね。

 なに聞いてるのと聞いたら、ミスチルです!だって。

 落語ちゃうんか!!

 モーニング娘。の♪大嫌い大嫌い大嫌い…大好き!あ~ん♪って曲を深夜の2時くらいまで歌いながら飲んだこともあったなぁ。

 くだらないことは「しょーもな!」って、よく言って笑ってたよ。

 変なこと言うと、「うそーん」ってよく返してくれたたなぁ。

 プロレスも好きだったなぁ。

 ジャンボ鶴田さんのテーマ曲『J』を合唱しながら飲んでたら、隣のカップルに怒られてね、そしたら「女連れてるならもっと高い店に行けよ!」って急に怒り出したことがあったよ。

 あの時は、私が間に入って謝ったんだよ。

 珍しかったなぁ、なんであの時は荒れてたんだろう?

 ジャンボ鶴田さんになった気でいたのかなぁ?……んなことないか。

 師匠の名前がほしいって金原亭駒七になって喜んでたけど、雲助の弟子に思われないからって五街道弥助に戻って、真打で蜃気楼龍玉になりました。凄い名前!

 真打になるとなかなか会わないもんだけど、扇里師匠や鬼丸師匠、小せん師匠が同期五人の落語会を作ってくれたおかげで、年に数回お仕事して一緒にお酒を飲めたのは、ありがたかったね。

 いつも「鹿政談」や「ぞろぞろ」や「もぐら泥」やってたなぁ。

 また、同じ話ばっかり!って言うと、「いいじゃないですか」って言ってたけど、本当だね。

 僕にはできない、女の人が油まみれになって死んじゃうみたいな噺とか、なんとか累ヶ淵っていう怖い噺やらせたら、凄い人なんだもんね。

 落語に関しては、自信あったんだろうな。

 これからもっともっと凄い人になったんだろうな。

 その凄い人に僕の新作落語をやってもらう状況をあと十年くらいやりたかったなぁ。