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好楽

「座布団の片隅から」 第17回

好楽

こんな80歳がいるだろうか? 大師匠、いつまでも元気でいてください!

三遊亭 好二郎

執筆者

三遊亭 好二郎

執筆者プロフィール

 今年の8月6日で僕の大師匠、三遊亭好楽が80歳を迎えた。傘寿(さんじゅ)である。おめでとうございます!

 そんなわけで、8月6日に三遊亭好楽一門で、誕生日会を催した。一門が全員集合し、好楽、好太郎、兼好、好の助、好一郎、百生、満堂、らっ好、兼太郎、ぽん太、好好、好二郎、好志朗、好青年、兼矢、兼作、さらに息子である円楽師匠も加わって総勢17名の大宴会になった。

 「酒が飲めないと入門できない」と言われる好楽一門。この日も随分、飲んだ。

 なお、先に断っておくが、誕生日だからたくさん飲んでいるわけではない。好楽は、いつでもたくさん飲んでいる。そんな大師匠・好楽のありふれた一日を皆さんに少しだけ紹介しようと思う。

 誕生日会の場所は、練馬区役所の上にある「練馬展望レストラン」。普段は根津(ねづ)界隈で飲んでいる好楽一門が、練馬に繰り出したのはワケがある。

 練馬のお寺には、好楽の亡くなったおかみさんのお墓があるのだ。

 しかも、この展望レストランが地上から80メートルの高さにあるということで、まさに好楽の80歳をお祝いするのにピッタリの会場だ!

 ちなみにこの会場を探してきたのが、ぽん太兄さん。素晴らしいアイデア!

 ここで13時から宴会スタートである。

 各々、おかみさんの墓参りに行って、展望レストランに集合したのが13時前。好楽が来る前に、レストランのガラス窓に『祝 80』のバルーンを設置することになった。しかし、ここで好楽一門らしく、トラブルが発生した。

 「祝」の字のバルーンを膨らませていた、僕の弟弟子の兼矢が誤ってバルーンを破裂させてしまったのだ!