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「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第16回
- 浪曲
東家 千春
2026/08/03
画:東家千春
6月~7月のお転婆感
編集部の方をドキっとさせてしまった前回の日記のタイトル「このまま宇宙一を名乗っていていいのか」。その後も平然と名乗り続けています。客席から「宇宙一!」と声掛けをいただき、平然と受け取っています。
6月後半
6月16日(火) 日本浪曲協会広間「浪曲火曜亭」
協会で港家小そめ姉さんに遭遇。「なんかお疲れですね」と言ったら、「うるせー!」と蹴りを入れられる。
出番を終えて、三味線の沢村理緒さんと2階の楽屋で待機しているときに、大きめの地震発生。理緒さんがゆっくりとベランダの方へ行き、ゆっくりと窓を開けた。避難経路を確保したとのこと。いつも遅刻してきたときにゆっくりと部屋に入ってくることに腹を立てていたけど、この人は命の危険があるときでもゆっくりとしか動けない人なんだ、と気持ちが落ち着いた。

6月18日(金) 高田馬場ばばん場「若手一文字浪曲会」
三味線の沢村博喜さんより、小そめ姉さんは携帯を家に忘れてきて一度家に帰ったため、遅刻するとのこと。
開場ぎりぎりで、とても遅刻してきた人と思えない浮かれた柄シャツで小そめ姉さん登場。「部屋着みたいな服ですね」と言ったら、「うるせー! 馬場なんて家みたいなもんなんだよ!」と言われる。

6月21日(日) 「やついフェス」へ
渋谷のライブハウスで毎年行われている、お笑い芸人のやついいちろうさんが主催のフェス、やついフェスへ。わたしはやついフェスに出演したい! 絶対に出たい! 何が何でも出たい! そう思って数年、今年はなんと自分より芸歴の浅い落語の桂枝平さんが出演することを知り、口惜しさで身を震わせていた。
なんでなんだ、なんで枝平が出てるんだ(枝平さんとは知り合いではない)、絶対どうして出れたか問い詰めてやる(枝平さんはSNSの写真でしか見たことない)、絶対に会場で見つけてやる(フェスの会場は9ヵ所)、ギラギラ目を光らせ、ライブハウスをくまなく捜索していたところ、偶然発見、無事捕獲。
丁寧に挨拶を交わし、いつか共演しましょうと穏やかに別れました。
6月23日(火) 神田連雀亭「ワンコイン寄席」
講談の神田紅純姉さんとご一緒。演芸界にイケメンはいるかという話になり、玉川き太さんの名前を挙げたところ、まったく納得してもらえず。講談の神田梅之丞さんの名前を挙げても、納得してもらえず。紅純姉さんはイケメンの基準が厳しめ。
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