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亡き父の味と、鰻に導かれる名人の味

シリーズ「思い出の味」 第22回

 もう一つ、鰻に関連する縁といえば、瀧川鯉昇師匠の故郷、静岡県浜松市が転勤先で2年ほど住んでいたことがあり、「うなぎパイ」の工場直営店にはお世話になった。壊れうなぎパイが量も多めの安い詰め合わせで売っていた。今はもう見ないので毎年、うなぎパイVSOPを名古屋駅で買っている。名古屋銘菓を買わずにすまない。

 とにかく、鰻に目がないのだ。

 事務局のTさんからも「千葉で美味い鰻を食わしてくれる仕事があるんだよ」とお声がけいただくことも度々。

 浅草周辺の鰻屋さんへ行くと、我々噺家の有名な先輩方の千社札が貼ってあるのが目に付く。名人は鰻が好きらしい。私は『後生鰻』の噺はサイコパスで嫌い。さておき、名人になるために鰻を食べているという言い分が立つ。勿論、稽古ありきでしょうけどね。いやあ美味しい商売に就いた。

 疲れるぐらい稽古して鰻で補って、落語道を邁進していきたいと思う。

(文中、敬称略)

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(了)