NEW
会という名の作品
「噺家渡世の余生な噺」 第13回
- 落語
柳家 小志ん
2026/05/14
舞台で自らハネ太鼓を叩き、お客様をお見送りする筆者
続いてきた流れ
2026年4月29日、深川江戸資料館小劇場(定員300名)で、「第3回 柳家小志ん独演会」を開催した。お陰さまで満員札止め。これで三年連続の満員御礼となった。よく主催者やイベンター(興行主)から依頼されて開く会を「独演会をやります」という噺家がいる。だが私からすれば、それは違う。それは――「やってもらいます」だ。会場を押さえ、番組を組み、責任を背負って、初めて「やる」と言える。そう思っている。
第1回は2024年。芸歴20周年の節目として、同じ会場で開催した。ゲストは師匠、柳家さん喬。この会で満員札止めが出せたら、翌年は親子会にしよう――そう心に決めていた。結果は満員。2025年は、江東区文化センター大ホール(定員500名)で親子会を開催した。来場は350名。満席ではない。だが私は前回の定員300名を上回った時点で満員御礼とみなしてもいいだろうと勝手に自分に許しを出した。以前、ある方に言われた。「空席を数えるな。来てくれた人に感謝しろ」――その言葉を今回は少しだけ都合よく、拝借した。
そして今年。ゲストに九代目林家正蔵師匠を迎え、満員札止めとなった。三年分の満員の客席写真をSNSに上げていたら、ついに「AI生成ではないか」と言われた。時代である。仕方なく、今回は動画も添えた。

「柳家小志ん廻し」という会も続けている。独演会が諸先輩を迎える“表の会”なら、こちらは同輩との“裏の祭り”だ。いわば、小志んフェス。独演会では客席を背に記念撮影をするが、こちらは出演者全員が高座に並び、お客様に撮っていただく。少しだけ距離が近い。どちらの会も内容としては充実していると自負している。
いま読まれています!
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第10回
ああ…麗しの吉本興業……
~吉本興業を辞める話なのに、なぜこんなに爆笑してしまうのか!?
桂 三四郎
2026/05/12
「噺家渡世の余生な噺」 第13回
会という名の作品
~三年連続・満員御礼。自ら企画する自主公演の舞台裏と感謝を率直に綴ったエッセイ
柳家 小志ん
2026/05/14
「講談最前線」 第19回
2026年5月の最前線 【後編】 (聴講記:大阪・木曜おはよう講談会 / おすすめの講談会)
~講談はいつも面白く、そして新しい
瀧口 雅仁
2026/05/14
「講談最前線」 第18回
2026年5月の最前線 【前編】 (聴講記:大阪・連続講談千鳥亭 / 講談『太閤記』小考②)
~講談はいつも面白く、そして新しい
瀧口 雅仁
2026/05/13
月刊「シン・道楽亭コラム」 第13回
シン・道楽亭、誕生前夜から今へと続くキャリー・ザット・ウェイト Part.3
~橋本さん亡き後に立ちはだかった超大型の壁
シン・道楽亭
2026/05/10
月刊「シン・道楽亭コラム」 第7回
シン・道楽亭、誕生前夜から今へと続くキャリー・ザット・ウェイト
~すべては菊太楼師匠との駄話、駄飲みから始まった
シン・道楽亭
2025/11/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「座布団の片隅から」 第13回
声優
~話題の人気アニメ『あかね噺』で声優デビューさせていただきました!
三遊亭 好二郎
2026/05/07
月刊「浪曲つれづれ」 第13回
2026年5月のつれづれ(談修・菊春二人会、奈々福の徹底天保水滸伝、孝太郎の記念公演)
~生誕90年。談志師匠と浪曲の絆を追う
杉江 松恋
2026/05/09
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第13回
芸人、変な人多い
~宇宙一の美人浪曲師が綴る、愛おしすぎる芸人日記
東家 千春
2026/05/03
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第10回
ああ…麗しの吉本興業……
~吉本興業を辞める話なのに、なぜこんなに爆笑してしまうのか!?
桂 三四郎
2026/05/12
月刊「シン・道楽亭コラム」 第13回
シン・道楽亭、誕生前夜から今へと続くキャリー・ザット・ウェイト Part.3
~橋本さん亡き後に立ちはだかった超大型の壁
シン・道楽亭
2026/05/10
月刊「浪曲つれづれ」 第13回
2026年5月のつれづれ(談修・菊春二人会、奈々福の徹底天保水滸伝、孝太郎の記念公演)
~生誕90年。談志師匠と浪曲の絆を追う
杉江 松恋
2026/05/09
「座布団の片隅から」 第13回
声優
~話題の人気アニメ『あかね噺』で声優デビューさせていただきました!
三遊亭 好二郎
2026/05/07
月刊「シン・道楽亭コラム」 第7回
シン・道楽亭、誕生前夜から今へと続くキャリー・ザット・ウェイト
~すべては菊太楼師匠との駄話、駄飲みから始まった
シン・道楽亭
2025/11/13
「お恐れながら申し上げます」 第9回
三櫂屋の賄い
~若き日の扇太さんを育てた、人情あふれる店と青春の日々を綴ったエッセイ
入船亭 扇太
2026/05/11
月刊「シン・道楽亭コラム」 第10回
シン・道楽亭、誕生前夜から今へと続くキャリー・ザット・ウェイト Part.2
~共同席亭という名称のひらめきと、橋本さんとの生前最後の面談詳細
シン・道楽亭
2026/02/10
「講談最前線」 第18回
2026年5月の最前線 【前編】 (聴講記:大阪・連続講談千鳥亭 / 講談『太閤記』小考②)
~講談はいつも面白く、そして新しい
瀧口 雅仁
2026/05/13
「朝橘目線」 第13回
この鼻に かくれんぼする 白髪かな
~老化は止まらない。でも、笑いはもっと止まらない。白鼻毛までネタにする爆笑エッセイ
三遊亭 朝橘
2026/05/08
「噺家渡世の余生な噺」 第13回
会という名の作品
~三年連続・満員御礼。自ら企画する自主公演の舞台裏と感謝を率直に綴ったエッセイ
柳家 小志ん
2026/05/14
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第10回
ああ…麗しの吉本興業……
~吉本興業を辞める話なのに、なぜこんなに爆笑してしまうのか!?
桂 三四郎
2026/05/12
「座布団の片隅から」 第13回
声優
~話題の人気アニメ『あかね噺』で声優デビューさせていただきました!
三遊亭 好二郎
2026/05/07
月刊「シン・道楽亭コラム」 第13回
シン・道楽亭、誕生前夜から今へと続くキャリー・ザット・ウェイト Part.3
~橋本さん亡き後に立ちはだかった超大型の壁
シン・道楽亭
2026/05/10
「くだらな観音菩薩」 第12回
日光菩薩と月光菩薩
~怒りと笑いを行き来しながら、菩薩様のような優しさに辿り着くエッセイ
林家 きく麿
2026/04/16
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第13回
芸人、変な人多い
~宇宙一の美人浪曲師が綴る、愛おしすぎる芸人日記
東家 千春
2026/05/03
シリーズ「思い出の味」 第22回
亡き父の味と、鰻に導かれる名人の味
~人生と落語と鰻の不思議なご縁
三遊亭 あら馬
2026/04/20
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
「かけはしのしゅんのはなし」 第11回
4月4日は、推し推しの日
~自分がそれを好きだと自認した瞬間に、推しが生まれる
春風亭 かけ橋
2026/04/24
月刊「浪曲つれづれ」 第13回
2026年5月のつれづれ(談修・菊春二人会、奈々福の徹底天保水滸伝、孝太郎の記念公演)
~生誕90年。談志師匠と浪曲の絆を追う
杉江 松恋
2026/05/09
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第5回
落語家の夢
~俺の目は、まだ濁っていない!!!
桂 三四郎
2025/11/27
「艶やかな不安の光沢」 第1回
謂れなきものたちの飛躍
~年始からとちってしまった芸人の胸のうち
林家 彦三
2026/02/12
「令和らくご改造計画」
第六話 「若手人気落語家殺人事件 【事件編】」
~古典派と新作派の溝!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/01/12
「令和らくご改造計画」
第四話 「初心者よ永遠なれ」
~AIが落語を演じる時、それでも人は笑えるのか?
三遊亭 ごはんつぶ
2025/11/12
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第6回
運と皆様のおかげです
~人間は弱い生き物です
桂 三四郎
2026/01/01
シリーズ「思い出の味」 第19回
雪のココア
~内弟子時代に憧れた甘い味
柳家 わさび
2026/01/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第8回
微笑みながら中指を
~笑えて震える、ご近所交流録! マトリックスばあさん、降臨!!
桂 三四郎
2026/02/25
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第7回
世間せまないか?
~落語家を多数輩出する片田舎、神戸の垂水
桂 三四郎
2026/02/01
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第10回
ああ…麗しの吉本興業……
~吉本興業を辞める話なのに、なぜこんなに爆笑してしまうのか!?
桂 三四郎
2026/05/12
編集部のオススメ
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
シリーズ「思い出の味」 第22回
亡き父の味と、鰻に導かれる名人の味
~人生と落語と鰻の不思議なご縁
三遊亭 あら馬
2026/04/20
「くだらな観音菩薩」 第12回
日光菩薩と月光菩薩
~怒りと笑いを行き来しながら、菩薩様のような優しさに辿り着くエッセイ
林家 きく麿
2026/04/16
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「令和らくご改造計画」
第九話 「地獄のモーニングコール」
~落語家は寝すぎ? 働かなすぎ? 前座が仕掛ける“狂気の作戦”とは!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/04/12
「講談最前線」 第16回
2026年4月の最前線 【前編】 (講談協会が一般社団法人として始動へ)
~講談はいつも面白く、そして新しい
瀧口 雅仁
2026/04/11
月刊「シン・道楽亭コラム」 第12回
一粒の麦 ~世界に広がれ、落語の輪 in 名古屋!
~名古屋の演芸文化を支える多彩な人たちの静かな情熱とリアルな声を追ったコラム
シン・道楽亭
2026/04/10
「座布団の片隅から」 第12回
地獄
~春風亭㐂いち兄さん、柳家小はだ兄さん、三遊亭歌彦さんと僕でスキーに行ってきたのだが…
三遊亭 好二郎
2026/04/07
掲載記事300本記念
〈掲載記事300本記念〉 柳家さん喬師匠 スペシャルインタビュー【前編】
~小さん師匠の「おめでとう」から始まる新しい年
話楽生Web 編集部
2026/01/25