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烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)

「くだらな観音菩薩」 第14回

誰だって、心のどこかは汚れている

 1年中裸足で洗っていない小学生の上履きみたいに、生活の中で『汚いなぁ』と思うこと、ありますよね。

 それらを綺麗にしてくれる、世の中の不浄なものを清めてくださるのは、お掃除のお姉さんやゴミ清掃の方々、そしてマツイ棒だけではありません。

 烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)様がいらっしゃいます。

 あまりお聞きしたことがないお名前だと思うのですが、烏瑟沙摩明王様は、烈火をもって不浄を浄化する明王様です。

 心の浄化はもとより、日々の生活のあらゆる現実的な不浄をも清める功徳があるんですってよ、奥さま! 思い当たる不浄、あるんじゃないですか? または、心が汚れてしまっているのではないですか?

 私は汚れまくってますけどね。仕事サボってパチンコ屋に入り浸って、カレーパンを食べながら不二家のピーチネクターを飲んで、人の悪口言いまくりたいと常に思ってますからね。

 どうだ! 汚れているだろう。

 そういった汚れでも、烈火の炎で清めてくださるのだーよ。

 そして、これ大事! 烏瑟沙摩明王様は「おトイレの神様」なのでございます。昔々、おトイレは怨霊の通り道と考えられていたので、汚れを祓う明王様がトイレの神様となったとも言われているのだそうです。

 そう言えば、トイレの神様って歌ありましたよね。

 ♪トイレには~それはそれは、きれいなお父ちゃんがおるんやで~、赤ちゃんもおるんやで~♪みたいな歌でしたよね。

 ちなみに、うちのおトイレには、富山県の高岡山瑞龍寺にいらっしゃる明王様のお写真を飾っております。右手に矛を持ち、左手で左足の甲をがつっと持ち、右足ですっと片足立ちの格好で猪頭天(ちょとうてん)を叱っています。