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彦八まつり、芸協らくごまつり、謝楽祭 ~三大祭を全部巡って見えた、それぞれの魅力

月刊「シン・道楽亭コラム」 第15回

一門や仲間から全体へ「謝楽祭」

 6月7日に訪れたのが、落語協会さんの「謝楽祭」。雨の予報が出ており、天候が危ぶまれましたが、結果的に終日曇天の極めて過ごしやすい1日でした。

 湯島天満宮の敷地は、約3,000坪。生國魂神社よりは狭いものの、梅香殿(ばいこうでん)側と本殿側に人出は分散します。落語協会によれば、天候がよかったため一人当たりの滞在時間が長かったそうです。

 謝楽祭は、彦八まつりをお手本にしているだけあって、開会式の前に、お練りと本殿代表者参拝があります。開会式には、宮司さんのごあいさつもありました。

 謝楽祭は、それぞれの一門や仲間うちで知恵を絞り、オリジナルの「芸人屋台」を出店する点がほかのお祭り以上に色濃く、それが楽しいところです。

 その数は55店で、限定グッズや本、ブロマイドの販売、似顔絵、謎解き屋などの物販が33店、牛タンや焼き鳥、カレー、たこ焼き、ビールやお茶割りなどを提供する飲食が22店。

 人気稼業の性質を大いに活かして、高座同様「芸・作品・おつまみにドリンク・お愛想」でおもてなしする祭でもあります。

 人気店は毎年長蛇の列で、去年はお客様同士の軽いトラブルも散見されていましたが、今年は警備員さんが的確に指示・整理されていて、とてもスムーズだったように思いました。