彦八まつり、芸協らくごまつり、謝楽祭 ~三大祭を全部巡って見えた、それぞれの魅力
月刊「シン・道楽亭コラム」 第15回
- 落語
- その他
シン・道楽亭
2026/07/10
二ツ目による企画が、「お化け長屋(お化け屋敷)」。予約チケットを受け取り、時間になったら木戸銭を支払って入場というシステムで、待ち時間のロスがなく良いアイディアだと思いました。

「お菊」の井戸の中からいろいろな芸人さんが登場してお客様を驚かせていましたが、サプライズで登場した柳家喬太郎師匠の「お菊」に立ち会えた方はラッキーでしたね。

特設の野外ステージでは、定時に実行委員長の江戸家猫八師匠中心とする「ときの声」披露や、新真打の二代目三遊亭円丈師匠の大活躍などに加えて、橘家文蔵師匠、入船亭扇辰師匠、柳家小せん師匠による恒例の3K辰文舎(さんけいしんぶんしゃ)の見事な演奏も楽しめました。

また休憩所で突如始まる「茶番」(柳家小はださん・金原亭馬吉さんら)も辻落語・大道芸的で素敵な試みでした。

湯島の参集殿での謝楽祭寄席は、150席で三部制。ほかの祭と比べると規模が小さいように思いますが、中身の濃さは負けていません。第二部の春風亭一之輔・一花兄妹会チケットは大人気で即完、入手ならず。それでも第三部の春の新真打大集合で5人の仲の良さが見られて大満足です。

今年は、湯島白梅商店会が協賛されていたのも、街ぐるみ感があって良かったです。謝楽祭の印象を一言で表すと、「一門や仲間の集結、のちに全体のまとまり」でした。
彦八まつり、芸協らくごまつり、謝楽祭を実際に訪れてみましたが、いずれのお祭りも落語・演芸ファンへの感謝の念が「おもてなし」の礎となっていて、とても楽しめました。ありがとうございました。
共同席亭 服部晶代

▼シン・道楽亭|新宿二丁目のミニミニ演芸場(公式HP)
▼シン道楽亭 X
(毎月10日頃、配信予定)
前回はこちら
こちらもどうぞ(謝楽祭の副実行委員長、入船亭扇太さんの連載エッセイ)
ピン芸人・服部拓也さんの芸協らくごまつり&謝楽祭リポート
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