深夜寄席が大変なことになっています
「お恐れながら申し上げます」 第13回
- 落語
入船亭 扇太
2026/09/11
池袋で始まる新たな挑戦
そして、まとまった企画が池袋演芸場での深夜寄席復活です。
池袋のお席亭にお願いをして、毎月第2土曜日の夜席終演後に二ツ目に高座を貸していただけることになりました。二ツ目の意気込みを買ってくださった池袋演芸場には、足を向けて寝ることができません。
池袋では、両協会の二ツ目が2人ずつ出ます。何だかお得な気がしませんか! 記念すべき1回目は、9月12日の21時(午後9時)開演です。林家正蔵師匠、春風亭昇太師匠がお出になります。二ツ目にエールを贈っていただく予定です。
当日まで何が起こるか分かりません。楽しみです。両協会会長に足を向けて寝ることができません(当たり前です)。
1回目に先立ちまして、9月5日の土曜日にはプレ公演が開催されました。柳亭小痴楽師匠、蝶花楼桃花師匠、春風亭一花姉さんの御三方が池袋深夜寄席が始まる経緯などをお話しくださいました。一花姉さんは、プレ公演で卒業公演です。第1回目に出ずに卒業とは、これいかに。
新宿と池袋での深夜寄席を盛り上げていこうという試みは、すでに始まっております。8月15日は「スペシャル深夜寄席・芸術協会ナイト」、8月22日は「落語協会ナイト」、8月29日は「一花姉さん卒業公演」と3週続けて深夜寄席が行われました。
さらに池袋では9月5日、9月12日と2週続けて深夜寄席が行われます。そうです! 5週連続深夜寄席という前代未聞、前人未到のお祭りなのです!

金原亭馬太郎兄さんと私は、深夜寄席の番頭ということもあり、8月22日の「落語協会ナイト」に出番をいただきました。
番組は、蝶花楼桃花師匠、扇太、春風亭一之輔師匠、金原亭馬太郎兄さんという、真打の後に二ツ目が上がるという変則的な並びでした。二ツ目を立ててくださったのは大変にありがたいのですが、正直に申し上げますと大変なプレッシャーでした。
真打の後に上がって何をやればいいのか、そもそもお客様のお目当ては師匠方なんだから、私の噺は聴いてもらえないだろうと色々な不安が押し寄せてきました。馬太郎兄さんは、ぎりぎりまで順番を変えてもらえるように交渉していました。私も変えてほしいなと思っておりました。
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