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彦八まつり、芸協らくごまつり、謝楽祭 ~三大祭を全部巡って見えた、それぞれの魅力

月刊「シン・道楽亭コラム」 第15回

彦八まつり、芸協らくごまつり、謝楽祭 ~三大祭を全部巡って見えた、それぞれの魅力

画:とつかりょうこ

シン・道楽亭

執筆者

シン・道楽亭

執筆者プロフィール

演芸ファンなら一度は行きたい!

 みなさま、こんにちは。シン・道楽亭の共同席亭、服部晶代です。

 日本には数多くのお祭りがありまして、その中でも「日本三大祭」といえば、京都の祇園祭(八坂神社)、大阪の天神祭(大阪天満宮)、東京の神田祭(神田明神)ですね。

 今回、私が足を運んだのはそちらではなく、上方落語協会の「彦八まつり」、落語芸術協会の「芸協らくごまつり」、落語協会の「謝楽祭」の落語演芸三大祭! それぞれのお祭りの中で体感した、落語家さんたちの活躍や祭の特長などをご報告します。

大きなファミリー「彦八まつり」

 最初に訪れたのは、上方落語協会さんの「彦八まつり」です。

 会場の生國魂神社(いくくにたまじんじゃ、別名:いくたまさん)の本殿(ほんでん)敷地は、およそ3,300坪。とても広く、多くの人が来ても肩がぶつかることはありません。

 彦八まつりは、上方落語の始祖・米沢彦八の碑を前に「扇納祭」という神事から始まります。とても厳か。上方落語発祥の地・大阪としての誇りが祭を支えていることが伝わります。

 私は5月17日に行きましたが、まず驚いたのは、野外ステージ横に貼り出されているスポンサーの多さです。例えば、京都の有名メーカーSOU・SOUさんの製品「足袋下(1,500円)」を買えば必ず何かが当たるクジが引けるとか(1等賞はペア宿泊券!)、販売されているあれこれがほかの祭に比べてお安い理由は、スポンサーのおかげなんですね。

 オリジナルサイン帳は500円で、どなたからもサインがもらい放題。「東京から来た」と伝えると、千社札まで貼ってくださる師匠も。サイン集めだけでなく、各一門の定紋スタンプラリーも楽しめます。