羅怙羅尊者

「くだらな観音菩薩」 第18回

羅怙羅尊者

画:林家きく麿

林家 きく麿

執筆者

林家 きく麿

執筆者プロフィール

嬉しくて、ちょっと悔しい晴れ舞台

 おはようございますの方も、こんにちわの方も、こんばんわの方も、おはようございます。林家きく麿です。

 浪曲の会に出させていただきました。「三遊亭白鳥師匠の落語を浪曲女子たちが浪曲に書き換えて唸ります!」という会です。

 白鳥師匠はいろいろと企画し、ご自分で動いていらして凄いなぁ!といつも思います。なんで、あまり同業者から好感を持たれていないのか不思議です。……まあ、なんとなく理由はわかりますが。

 私は、嫌いではないです。どちらかというと、大好きです。でも、「え? なんで、あんな人好きなの?」と言われたら、意見を変えることはやぶさかではありません。

 天中軒すみれさん(山口百恵さんみたいな雰囲気を持つ、すらっとした美人さん)、東家三可子さん(若き日の倍賞千恵子さんみたいな優しいお顔の美人さん)、東家千春さん(らっきょうを逆さにしたみたいな美人さん)のお三方が出演しているのですが、その中に、私の『暴そば族』をやりたいという方がいらっしゃいました。

 「宇宙一の美人浪曲師」と自分でのたまわっている、東家千春さんです。

 会うとわかりますが、まさに宇宙一の美人です。わかりやすく言うと、逆さまにしたらっきょうにホクロをつけたみたいな美人さん(二回目)です。まあ、私と彼女は、彼女が浪曲師になる前からの知り合いなので、「いいよぉ~」と、シブシブお噺をお渡ししました。

 結果、とてもとても面白くなっておりました!

 明るく、可愛らしく、『暴そば族』の登場人物である「そばっこエンペラー」のみんなが動き回っていて、とても楽しい浪曲になっておりました。そして、受けてほしいフレーズできっちり笑いを取っていたので、見ていて気持ち良かったです。

 フレーズで笑いを取るということは、もちろん千春さんが凄いのですが、それを書いた私のセンスも関係があることなので、「やっぱり、わたしは面白いんだな!」と改めて思うこともできました。

 あ! いま「自分で言ってるよ、この人」と思いました?(笑)

▲三遊亭白鳥師匠のXより
 (クリックすると音が出ます)