1月22日は、カレーの日 →泥酔した男の失態
「エッセイ的な何か」 第8回
- 落語
三笑亭 夢丸
2026/01/19
まあ、それだけ日本人には愛されている食べ物なのであろう。「嫌いだ!」って人、あんまりいないもんな。
そういや、一人だけいた。身近なところに。僕が小さい頃に亡くなった母方のひいばあさんがカレー嫌いであった。終生嫌がって、カレーを口にしなかったらしい。まあ、もちろん他にもいるのだろうが、僕の知りうる限りでは、暫定日本で唯一のカレー嫌いであった。
あと、僕の中学の同級生で、カレーアレルギーという人がいた。スパイスか何かの影響だろうか。しかし皮肉にも、彼の大好物がカレー。なので意を決して年に一度ほど、具合が悪くなるのを覚悟でカレーを食べると聞いた。
とかくこの世は、ままならぬものではないか。
では、お前はシラフの時にカレーは食べないのか?と問われれば、そんなことはなく、普通に好きである。酔うたびに、富士そば(もう隠す気なし)のカレーを愛食していたぐらいなので、大したこだわりはない。立ち食いそばのカレーだろうが、本格カレーだろうが、欧風カレーだろうが、カレーはカレーである。
ただ、並んでまで食べるというのは、個人的には違うと思うのですよ。特に立ち食いそばのカレーは……。
我が故郷、新潟県。その県庁所在地である新潟市にある“万代バスセンター”の立ち食いそばで出すカレー。いつ頃からかは知らないが、カレーを求める人たちで大行列をなしている。……もう、そばの立場がないほどに。
いや、美味しいですよ、美味しいけど、立ち食いそば屋ってサッと入ってサッと出るところに値打ちがあるのではないのかと。まあ、僕がただ単に、並ぶのが嫌いなだけなんだけれども。
……しかし、気がついたら『カレーの日』というテーマなのに、ほとんど立ち食いそば屋のカレーの話しかしていないな。まだ語り足りないので、日を改めて『立ち食いそば屋のカレーの日』に続きを書こう。
これだけカレー関連の記念日があるんだから、『立ち食いそば屋のカレーの日』だって、きっと……
な、ない!
『立ち食いそば屋のカレーの日』がない!
『北本トマトカレーの日』ですら、存在するというのに!(←失礼)

▼「二代目 三笑亭夢丸 事務局」公式ブログ
▼新・垂れ流し日常報告(ブログ)
(毎月19日頃、掲載予定)
こちらもどうぞ
いま読まれています!
古今亭佑輔とメタバースの世界 第9回
VRの利便性
~遠く離れていても、感じる温かい拍手。仮想空間での落語会の運営や舞台裏を佑輔さんが解説するコラム
古今亭 佑輔
2026/05/05
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第13回
芸人、変な人多い
~宇宙一の美人浪曲師が綴る、愛おしすぎる芸人日記
東家 千春
2026/05/03
「ずいひつかつどお」 第10回
なぽりたんといっしょ
~つまり、ナポリタンはボヘミアン・ラプソディなのである
立川 談寛
2026/05/04
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第37回
〈掲載記事400本記念〉 上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(後編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/03
月刊「浪曲つれづれ」 第3回
2025年7月のつれづれ(沢村豊子の急逝、広沢美舟の10周年)
~浪曲界は至宝を失った
杉江 松恋
2025/07/09
「くだらな観音菩薩」 第12回
日光菩薩と月光菩薩
~怒りと笑いを行き来しながら、菩薩様のような優しさに辿り着くエッセイ
林家 きく麿
2026/04/16
「オチ研究会 なぜこのサゲは受けるのか?」 第一回
道灌、 あたま山、 芝浜
~演者の視点から、オチの仕掛けや工夫を楽しく解説!
林家 はな平
2025/05/06
「二藍の文箱」 第12回
午後の逡巡
~その街に息づいた食堂で、ひとり手酌もまた愉し
三遊亭 司
2026/05/02
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第35回
〈掲載記事400本記念〉 上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(中編①)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/01
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第13回
芸人、変な人多い
~宇宙一の美人浪曲師が綴る、愛おしすぎる芸人日記
東家 千春
2026/05/03
「テーマをもらえば考えます」 第9回
頑張れ!!るるめちゃん!!
~5月11日は、ご当地キャラの日。東久留米の“るるめちゃん”を描いてみよう
三遊亭 天どん
2026/04/30
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第34回
〈掲載記事400本記念〉 上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(前編)
~ 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/04/30
「二藍の文箱」 第12回
午後の逡巡
~その街に息づいた食堂で、ひとり手酌もまた愉し
三遊亭 司
2026/05/02
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第35回
〈掲載記事400本記念〉 上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(中編①)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/01
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第37回
〈掲載記事400本記念〉 上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(後編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/03
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第36回
〈掲載記事400本記念〉 上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(中編②)
~ 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/02
「ずいひつかつどお」 第10回
なぽりたんといっしょ
~つまり、ナポリタンはボヘミアン・ラプソディなのである
立川 談寛
2026/05/04
古今亭佑輔とメタバースの世界 第9回
VRの利便性
~遠く離れていても、感じる温かい拍手。仮想空間での落語会の運営や舞台裏を佑輔さんが解説するコラム
古今亭 佑輔
2026/05/05
「“本”日は晴天なり ~めくるめく日々」 第11回
〈書評〉 暁星 (湊かなえ 著)
~宗教に翻弄された家族の物語
笑福亭 茶光
2026/05/01
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
「令和らくご改造計画」
第九話 「地獄のモーニングコール」
~落語家は寝すぎ? 働かなすぎ? 前座が仕掛ける“狂気の作戦”とは!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/04/12
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「くだらな観音菩薩」 第12回
日光菩薩と月光菩薩
~怒りと笑いを行き来しながら、菩薩様のような優しさに辿り着くエッセイ
林家 きく麿
2026/04/16
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第13回
芸人、変な人多い
~宇宙一の美人浪曲師が綴る、愛おしすぎる芸人日記
東家 千春
2026/05/03
「座布団の片隅から」 第12回
地獄
~春風亭㐂いち兄さん、柳家小はだ兄さん、三遊亭歌彦さんと僕でスキーに行ってきたのだが…
三遊亭 好二郎
2026/04/07
シリーズ「思い出の味」 第22回
亡き父の味と、鰻に導かれる名人の味
~人生と落語と鰻の不思議なご縁
三遊亭 あら馬
2026/04/20
月刊「シン・道楽亭コラム」 第12回
一粒の麦 ~世界に広がれ、落語の輪 in 名古屋!
~名古屋の演芸文化を支える多彩な人たちの静かな情熱とリアルな声を追ったコラム
シン・道楽亭
2026/04/10
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
「講談最前線」 第16回
2026年4月の最前線 【前編】 (講談協会が一般社団法人として始動へ)
~講談はいつも面白く、そして新しい
瀧口 雅仁
2026/04/11
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第5回
落語家の夢
~俺の目は、まだ濁っていない!!!
桂 三四郎
2025/11/27
「艶やかな不安の光沢」 第1回
謂れなきものたちの飛躍
~年始からとちってしまった芸人の胸のうち
林家 彦三
2026/02/12
「令和らくご改造計画」
第六話 「若手人気落語家殺人事件 【事件編】」
~古典派と新作派の溝!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/01/12
「令和らくご改造計画」
第四話 「初心者よ永遠なれ」
~AIが落語を演じる時、それでも人は笑えるのか?
三遊亭 ごはんつぶ
2025/11/12
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第6回
運と皆様のおかげです
~人間は弱い生き物です
桂 三四郎
2026/01/01
シリーズ「思い出の味」 第19回
雪のココア
~内弟子時代に憧れた甘い味
柳家 わさび
2026/01/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第8回
微笑みながら中指を
~笑えて震える、ご近所交流録! マトリックスばあさん、降臨!!
桂 三四郎
2026/02/25
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第7回
世間せまないか?
~落語家を多数輩出する片田舎、神戸の垂水
桂 三四郎
2026/02/01
「令和らくご改造計画」
第五話 「ヨセジャック事件」
~落語家にとってのマクラとは何か?
三遊亭 ごはんつぶ
2025/12/12
編集部のオススメ
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
シリーズ「思い出の味」 第22回
亡き父の味と、鰻に導かれる名人の味
~人生と落語と鰻の不思議なご縁
三遊亭 あら馬
2026/04/20
「くだらな観音菩薩」 第12回
日光菩薩と月光菩薩
~怒りと笑いを行き来しながら、菩薩様のような優しさに辿り着くエッセイ
林家 きく麿
2026/04/16
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「令和らくご改造計画」
第九話 「地獄のモーニングコール」
~落語家は寝すぎ? 働かなすぎ? 前座が仕掛ける“狂気の作戦”とは!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/04/12
「講談最前線」 第16回
2026年4月の最前線 【前編】 (講談協会が一般社団法人として始動へ)
~講談はいつも面白く、そして新しい
瀧口 雅仁
2026/04/11
月刊「シン・道楽亭コラム」 第12回
一粒の麦 ~世界に広がれ、落語の輪 in 名古屋!
~名古屋の演芸文化を支える多彩な人たちの静かな情熱とリアルな声を追ったコラム
シン・道楽亭
2026/04/10
「座布団の片隅から」 第12回
地獄
~春風亭㐂いち兄さん、柳家小はだ兄さん、三遊亭歌彦さんと僕でスキーに行ってきたのだが…
三遊亭 好二郎
2026/04/07
掲載記事300本記念
〈掲載記事300本記念〉 柳家さん喬師匠 スペシャルインタビュー【前編】
~小さん師匠の「おめでとう」から始まる新しい年
話楽生Web 編集部
2026/01/25