世間せまないか?
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第7回
- 落語
桂 三四郎
2026/02/01
垂水のラストサムライ
18歳までしか垂水にいなかったため、思い出も偏ってしまうのだが
故郷、垂水の話になると僕ら世代で必ず登場するのが
“垂水のラストサムライ”こと、藤本章夫(ふじもとあきお)さんだ。
藤本章夫さんは、空手道場、トレーニングジム、スイミングスクール、大衆浴場などを経営する垂水を代表する青年実業家で
地域の子供たちに空手を教え、ウェイトリフティングの普及に努めるかたわら
たびたび選挙に出馬し、地元を盛り上げようとご尽力なさっている素晴らしい方だ。
素晴らしいのは間違いないのだけど、少しずれていて
選挙のたびに空手着を着て、街中で正拳突きをしながら街頭演説をし
選挙カーの上で正拳突きをしながら名前を連呼する。
その奇抜さは他の候補者を圧倒していたが、当選したという話は聞いたことがないので
垂水区民もまあまあ引いていたに違いない。
僕らの世代は、小学校高学年の時に藤本章夫さんの経営する「勇武館 空手道場」に通って空手を習うということが一時期流行った。
ドラゴンボール世代の僕らは、厳しい修行で得られる強さに憧れ、こぞって勇武館に通った。
僕も期待に胸を膨らませながら、1日体験に行ってみた。
ただ僕の想像していた空手とはちょっと違った。
想像通りだったのは正拳突きや、中段蹴りなどの型の稽古までで
驚いたのは、その後の組み手の稽古だ。
藤本章夫会長の指示で組み合わせが決められ、子供たちが防具もつけずに殴り合うのだ。
なんと30年以上前に神戸の垂水で、ブレイキングダウンは発祥していたのだ!!
子供同士の殴り合いはまだましで、この道場には
下は小学校3年生くらいから上は中学3年生まで通っているのだけど
中学3年生のお兄さんと学年無差別での殴り合いもさせられるのだ。
しかもそのお兄さんは、同級生の寺山くんのお兄ちゃんで
中学生ながら180センチ越え100キロクラスの超ヘビー級の中学生で
体がめちゃくちゃ大きいというだけで
いろんな強豪高校の運動部からスカウトが駆けつけたという逸話を持つ
“スーパー中学生”だ。
小学生では相手になるわけがない。
いま読まれています!
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第13回
芸人、変な人多い
東家 千春
2026/05/03
「二藍の文箱」 第12回
午後の逡巡
~その街に息づいた食堂で、ひとり手酌もまた愉し
三遊亭 司
2026/05/02
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第36回
上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(中編②)
~記事掲載“400回”記念! 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/02
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第37回
上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(後編)
~記事掲載“400回”記念! 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/03
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第35回
上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(中編①)
~記事掲載“400回”記念! 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/01
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第34回
上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(前編)
~記事掲載“400回”記念! 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/04/30
「二藍の文箱」 第11回
弟子の目玉焼きと師匠の粥
~藝の土台となるものは
三遊亭 司
2026/04/02
シリーズ「思い出の味」 第11回
食べ物が詰まった、師匠桂三金の思い出と棺桶
~焼肉は落語
桂 笑金
2025/08/17
「テーマをもらえば考えます」 第9回
頑張れ!!るるめちゃん!!
~5月11日は、ご当地キャラの日。東久留米の“るるめちゃん”を描いてみよう
三遊亭 天どん
2026/04/30
「芸人本書く派列伝 クラシック」 第12回
〈書評〉 待ってました名調子! (国本武春 著)
~浪曲復興の光として、期待を一身に背負った男
杉江 松恋
2026/04/29
「テーマをもらえば考えます」 第9回
頑張れ!!るるめちゃん!!
~5月11日は、ご当地キャラの日。東久留米の“るるめちゃん”を描いてみよう
三遊亭 天どん
2026/04/30
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第34回
上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(前編)
~記事掲載“400回”記念! 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/04/30
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第35回
上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(中編①)
~記事掲載“400回”記念! 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/01
「マクラになるかも知れない話」 第九回
愛のおはなみ
~まだ咲いている八重桜で、花見はいかがですか?
三遊亭 萬都
2026/04/27
「すずめのさえずり」 第十回
船旅のススメ
~豪華客船で落語をするってどういうこと?
古今亭 志ん雀
2026/04/28
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第13回
芸人、変な人多い
東家 千春
2026/05/03
「芸人本書く派列伝 クラシック」 第12回
〈書評〉 待ってました名調子! (国本武春 著)
~浪曲復興の光として、期待を一身に背負った男
杉江 松恋
2026/04/29
「二藍の文箱」 第12回
午後の逡巡
~その街に息づいた食堂で、ひとり手酌もまた愉し
三遊亭 司
2026/05/02
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第36回
上方講談の伝統を未来へ繋ぐ、継承者にして開拓者 旭堂南華(中編②)
~記事掲載“400回”記念! 魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/05/02
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
シリーズ「思い出の味」 第23回
カレーのような草枕
~自由でゆるくて、どこか芯がある。かつて新宿にあった名店の最後を描く、愛おしい物語
田辺 一記
2026/04/21
「令和らくご改造計画」
第九話 「地獄のモーニングコール」
~落語家は寝すぎ? 働かなすぎ? 前座が仕掛ける“狂気の作戦”とは!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/04/12
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「くだらな観音菩薩」 第12回
日光菩薩と月光菩薩
~怒りと笑いを行き来しながら、菩薩様のような優しさに辿り着くエッセイ
林家 きく麿
2026/04/16
「座布団の片隅から」 第12回
地獄
~春風亭㐂いち兄さん、柳家小はだ兄さん、三遊亭歌彦さんと僕でスキーに行ってきたのだが…
三遊亭 好二郎
2026/04/07
月刊「シン・道楽亭コラム」 第12回
一粒の麦 ~世界に広がれ、落語の輪 in 名古屋!
~名古屋の演芸文化を支える多彩な人たちの静かな情熱とリアルな声を追ったコラム
シン・道楽亭
2026/04/10
シリーズ「思い出の味」 第22回
亡き父の味と、鰻に導かれる名人の味
~人生と落語と鰻の不思議なご縁
三遊亭 あら馬
2026/04/20
「講談最前線」 第16回
2026年4月の最前線 【前編】 (講談協会が一般社団法人として始動へ)
~講談はいつも面白く、そして新しい
瀧口 雅仁
2026/04/11
「宇宙まで届け! 圧倒的お転婆日記」 第12回
お転婆が過ぎると命を落とすこともある
~転んでも前に進む浪曲師の軽やかで楽しい芸人日記!
東家 千春
2026/04/03
「ピン芸人・服部拓也のエンタメを抱きしめて」 第11回
談志師匠の最後の弟子! 立川談吉 改メ 立川談寛師匠真打昇進披露パーティー
~真打昇進披露パーティー体験レポート②
服部 拓也
2026/04/23
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第9回
優雅な航海中の後悔を公開
~“憧れの仕事”から繋がる伏線が鮮やかな船旅エッセイ!!!
桂 三四郎
2026/04/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第5回
落語家の夢
~俺の目は、まだ濁っていない!!!
桂 三四郎
2025/11/27
「艶やかな不安の光沢」 第1回
謂れなきものたちの飛躍
~年始からとちってしまった芸人の胸のうち
林家 彦三
2026/02/12
「令和らくご改造計画」
第六話 「若手人気落語家殺人事件 【事件編】」
~古典派と新作派の溝!?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/01/12
「令和らくご改造計画」
第四話 「初心者よ永遠なれ」
~AIが落語を演じる時、それでも人は笑えるのか?
三遊亭 ごはんつぶ
2025/11/12
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第6回
運と皆様のおかげです
~人間は弱い生き物です
桂 三四郎
2026/01/01
シリーズ「思い出の味」 第19回
雪のココア
~内弟子時代に憧れた甘い味
柳家 わさび
2026/01/13
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第8回
微笑みながら中指を
~笑えて震える、ご近所交流録! マトリックスばあさん、降臨!!
桂 三四郎
2026/02/25
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第7回
世間せまないか?
~落語家を多数輩出する片田舎、神戸の垂水
桂 三四郎
2026/02/01
「令和らくご改造計画」
第五話 「ヨセジャック事件」
~落語家にとってのマクラとは何か?
三遊亭 ごはんつぶ
2025/12/12
編集部のオススメ
「浪曲案内 連続読み」 第10回
新釈浪曲忠臣蔵 ~202X年赤穂の旅
~忠臣蔵は難しい? そんな先入観を覆す浪曲コラム
東家 一太郎
2026/03/24
「芸人本書く派列伝 オルタナティブ」 第11回
〈書評〉 サライ 2026年4月号 (大特集:落語 講談 浪曲 サライの「演芸」 令和の名人)
~人間国宝の鼎談から若手の最前線まで網羅した豪華特集。読むほどに、もっと聴きたくなる!
杉江 松恋
2026/03/19
「噺家渡世の余生な噺」 第11回
手紙 ~拝啓、四十八の君へ~
~来てくださった人の顔を忘れるな。 自分のために頭を下げてくださった人の姿を忘れるな
柳家 小志ん
2026/03/14
「令和らくご改造計画」
第八話 「酔っ払いにSNSを」
~芸人のSNSは、なぜ自由すぎるのか?
三遊亭 ごはんつぶ
2026/03/12
「釈台を離れて語る講釈師 ~女性講釈師編」 第27回
古今東西を自在に読む講釈師 松林伯知(前編)
~魅力と素顔に迫るインタビュー
瀧口 雅仁
2026/03/12
月刊「シン・道楽亭コラム」 第11回
シン・道楽亭Webサイトリニューアル! ほぼほぼAIで作ってみた話
~どんな思いで運営しているのか、どんな場所として受け入れられたいのかをお伝えしたい
シン・道楽亭
2026/03/10
月刊「浪曲つれづれ」 第11回
2026年3月のつれづれ(玉川太福の受賞、玉川奈々福の徹底天保水滸伝、『深夜食堂』&『陰陽師』の浪曲化)
~スターの活躍と新しい挑戦が交差する、いまの浪曲界をご紹介
杉江 松恋
2026/03/09
「二藍の文箱」 第10回
かたばみ日記 ~初主任の十日間
~高座と人生が交差する、濃密で温かい日々の舞台裏
三遊亭 司
2026/03/02
「けっきょく選んだほうが正解になんねん」 第8回
微笑みながら中指を
~笑えて震える、ご近所交流録! マトリックスばあさん、降臨!!
桂 三四郎
2026/02/25
掲載記事300本記念
〈掲載記事300本記念〉 柳家さん喬師匠 スペシャルインタビュー【前編】
~小さん師匠の「おめでとう」から始まる新しい年
話楽生Web 編集部
2026/01/25