レッサーパンダの風太くんは、パン間国宝!
「浪曲案内 連続読み」 第7回
- 浪曲
東家 一太郎
2025/11/15
個性豊かに、自由に
22歳の風太くんは白内障で、右目は見えず、歯も悪いので笹も粉末。小屋からリンゴを食べにゆっくりと出てくる姿は、人間のおじいちゃんのよう。動物園の動物も人間と同じ高齢化社会になってきたようです。
しかし、食欲旺盛な風太くんを見ていると元気が出てきます。
人間はストレスで拒食になったり、過食になったり、忙しい時には、なんで一日三食食べなきゃいけないんだろうと思う時もあります。そんな時、ふっと、風太くんがリンゴを食べている姿を思い出しました。風太くんが食べてるんだから、僕も食べればいいんだ。
人間も動物も同じじゃないか――。気が楽になりました。
私は今回の浪曲を作る中で、風太くんが個性豊かに、自由に千葉市動物公園の中で生きているように感じました。風太くんの人生、いや「パン生」を生きている。シートンが物語で描いたオオカミ王ロボたち英雄、ヒーローのように、私たち人間に多くのことを教えてくれる存在だと思っています。
風太くん、と云ったら申し訳ない。「風太さん」ですね。
風太さんのアイドル性とその偉業は、国宝級。人間国宝ならぬ、「パン間国宝」。今回、浪曲の話はあまり書かなかったですが、風太くんのスックと立ったその背中から、浪曲師として学ぶことは沢山ありました。
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レッサーパンダのかわいさを
もっとわかってもらいたい
レッサーパンダにメロメロです
風太くんは寒がりですが
いまは一番良い季節
元気で過ごす 生風太
千葉市動物公園に ぜひぜひ会いに来てください
![]()
11月22日は 浅草木馬亭で
年に一度の 集大成
「いちかい」を つとめます
一太郎の現今(いま) と題しまして
風太くんの新作浪曲
古典は「堀之内祖師堂の由来」という一席
講談ゲストの 田辺凌天さんと
「名刀捨丸 山の名刀」
掛け合いでつとめます
司会は 猪馬ぽん太さん
東家美の三味線も
浅草の空に 冴え渡る
どうぞ お待ちをしております
失礼しました まずこれまで

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(毎月15日頃、掲載予定)
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