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シン・道楽亭、誕生前夜から今へと続くキャリー・ザット・ウェイト Part.4

月刊「シン・道楽亭コラム」 第16回

 シン・道楽亭をリスタートする際、閉め時、辞め時も想定した。

 一度始めたからには、簡単に放り出せない。お客様に楽しみを、出演者に仕事場を提供する立場は重たい。どういうケースなら辞められるか。「ビルの取り壊し」と「自分自身の健康問題」の2つに絞った。

 前者はビルオーナーが取り決めることで、私にはどうにもできない。ほかの場所を探して継続するかどうかは、その時が来たら考える。また、後者は体が資本なのだから仕方ない。ただし、自分が臥せってもシン・道楽亭が引き継がれる体制はきっちり作り上げたいと考える。

 次世代に継承することも、ミニミニ演芸場の大切な役割である。全国で落語会を開催されている世話人の方々も、一代限りではなく、松本落語会(長野県松本市)や長崎寄席(東京都豊島区)のように世代をつないでほしいと願う。

 そんなことをあれこれ考えながら、私は2024年の梅雨時を過ごしていた。重たいものを背負う覚悟で、シン・道楽亭の運営に取り組めるのか。私自身に運営する資質があるのか。自分の仕事をどうするのか。店の受付に立てば当然、自分の本業である取材執筆依頼を断らなければならない。

 自分自身の中の問題は、山積のまま。不動産屋社長に設定された契約の意思表明期限の6月20日が迫っていた。

 ――続きは3ヵ月後の連載で!!!

共同席亭 渡邉寧久

シン・道楽亭|新宿二丁目のミニミニ演芸場(公式HP)

https://shin.dourakutei.com/

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         (毎月10日頃、配信予定)